ウエストワールド シーズン1 全話 ネタバレ・謎・解説編

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ウエストワールド シーズン1 概要


画像引用:Westworld | The Official Website for the HBO Series

あらすじ

ドロレスはウエストワールド最古のホストだった。

いつも同じループを繰り返し、客の気分次第で殺されレイプされ、その後記憶を消され再生されて、また同じループに戻される。パークのアンドロイドはホストと呼ばれ、皆同じようにループを繰り返していた。

そんなある日、ドロレスは実家の牧場を襲ったギャングを殺してループから外れ、客のウィリアムと出会った。ドロレスとウィリアムはホストと人間という垣根を乗り越え、惹かれあい愛し合った。

一方ホストたちを残忍に殺し、執拗にパークに隠されたゲーム“迷路”を探し求める全身黒ずくめのガンマンが現れた。奇しくもドロレスと黒服の男は同じような道をたどっていくことになるが…。

ネタバレ

※タイトルは放送直後に書いた記事にリンクしています。リンク先の記事の方が詳しくなっています。
この項目の画像引用:WestWorld HBO 公式Instagram

第1話 目覚め(The Original)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

西部開拓時代のテーマパーク・ウエストワールドでは、あらかじめプロットされたシナリオをホストと呼ばれるアンドロイドたちが繰り返していた。客は悪党になろうが善人になろうが自由で撃たれても決して傷つかず、ホストは撃たれると倒れてそのあと再生されいつもの日常を繰り返した。

テディは列車に乗ってスウィートウォーターにやって来た。そこで恋人のドロレスを見つけると、一緒に彼女の実家の農場へ行った。しかし、牧場はギャングに襲われドロレスの両親は殺されていた。テディはギャングを殺したが、後から現れた黒服の男に撃たれて死んでしまう。男は過去に何度も同じことをしたといいながら、ドロレスを納屋に引きずっていった。

スウィートウォーターでギャング役のホストが暴走し、プログラム責任者のバナード・ロウは創始者のロバート・フォード博士の作ったコード「レヴェリー」をアップデートしたのが原因だろうと推測した。品質部長のテレサ・カレンは、アップデートしたホストを回収してチェックし、その間客をごまかすためシナリオ部のリー・サイズモアに酒場強盗を派手に襲わせるようにさせた。

ドロレスたちはまた同じシナリオを繰り返していた。しかしドロレスの父親ピーター・アバナシーは牧場で拾った写真を見て考え込むようになり、翌朝ドロレスに警告しようとしたが壊れてしまう。ドロレスは町へ医者を呼びに出た。

シナリオが変更された酒場強盗はスウィートウォーターで派手に銃撃を繰り広げた。テディとドロレスもその場にいたが、ドロレスが飛び出したのをテディが守ろうとして撃たれ死んでしまう。ドロレスは悲しんだが、テディと一緒に停止されメサ・ハブへ運ばれた。

フォードとバナードはピーターの不具合を調べた。しかしピーターは「お前たちに復讐する」などと口走り動きを停止された。フォードはピーターの言動を、以前にプロットされたシェイクスピアのセリフを話しただけで心配いらないと言ったが、ピーターは暴走したギャング役のホストとともにパークから退けられ低温倉庫に入れられた。

そのころ黒服の男は酒場のカードディーラー・キッシーの首を掻き切って断崖の上へ連れて行き、ゲームに入るにはどうすればいいか聞いていた。しかしキッシーは答えられず、男はキッシーの頭の皮を剥ぎ馬でどこかへ去っていった。剥がれた頭の皮には迷路が印されていた。

ドロレスはセキュリティ責任者のスタッブスの診断を受け、アバナシーから何をささやかれたのか聞かれ「激しい喜びは激しい破滅を伴う」と答えていた。ドロレスは診断の結果不具合はないと判断され、パークへ戻された。

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第2話 迷路(Chestnut)

ウィリアム・アンジェラ
出典:WestWorld HBO 公式Instagram

ウィリアムは友人のローガンに誘われ、初めてウエストワールドを訪れた。園の受付につくと案内役のアンジェラに、刺激の調整をすると病歴などを聞かれ、カウボーイ風の服に着替えて最後に白い帽子を選んで扉を開けた。2人は園内に入っていったが、ホストに対しても紳士的に振る舞うウィリアムに比べローガンは傲慢で乱暴だった。

ドロレスは娼館の前で、たくさんの遺体が倒れている記憶が甦っていた。娼館の女主人メイブは店の前で固まっているドロレスを追い払おうとしたが、ドロレスはメイヴに「激しい喜びは激しい破滅を伴う」と父親に耳打ちされたセリフをささやいた。その後メイブは度々前の記憶が甦り動作がおかしくなるようになる。メイブは何度もメンテナンスされ、園に戻された。

バナードは矯正部のエルシーから、アバナシーは写真を見て熟考してから不具合が出ていて認知機能がおかしいと指摘される。バーナードはその場はごまかしながら、後でフォード博士に外から何か攻撃などの干渉があったのではないかと相談した。

黒服の男は処刑されそうになっていたローレンスというホストを助け、その場にいた保安官たちを皆殺しした。男はローレンスを彼の町へ連れて行き、妻子を前にして迷路のことを聞いた。そして男を取り囲んだローレンスの従弟たちを皆殺しし、彼の妻を殺し娘に近づいた。それまでおびえていた娘は突然まっすぐに男を見返し「あなた用の迷路じゃない。ヘビが卵を生む血の峡谷を辿れ。」と言った。男はそれを聞くと娘一人をその場に残し、またローレンスを連れて行った。

メイブは農場で娘と幸せな生活を送っていたのに、“亡霊の国”の住民に襲われる悪夢を見ていた。彼女は娘を連れて家の中に逃げ込み、銃を構えた。“亡霊の国”の住民はいつの間にか黒服の男になっていて、銃で撃っても倒れず彼女たちに近づいてくる・・・

メイブは悪夢から覚めようと、3…2…1と数えて目を開けた。しかしそこは見慣れた自分の部屋ではなく在庫管理だった。メイブは腹をメスで切られたまま驚いて起き上がり逃げた。担当のルッツとシルベスターは彼女を追いかけて捕まえ、眠らせるのを忘れていたと思って逃げ出したことを隠蔽した。

ドロレスは夜中に目覚め、家の前から銃を掘り出していた。ドロレスには「覚えているか」という声が聞こえていた。
朝ドロレスはいつものように酒場の前で缶詰を落とした。しかし、それを拾って渡したのはテディではなくウィリアムだった。ウィリアムはドロレスと見つめあっていた。

フォードはリーが力を入れていた新しいシナリオをつまらないと一蹴し、砂に埋もれた町を見ながらバーナードに別の案があると話した。

第3話 アーノルド(The Stray)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

ドロレスはいつものように自宅のベッドで目覚めた。しかしチェストの中に古びた銃が入っているのを見つけ、黒服の男に納屋で旧交を温めようと言われた記憶が蘇った。銃は次の瞬間なくなっていた。

テディはメンテナンスの時にフォード博士に新しいシナリオをアップロードされた。そのシナリオはワイアットという悪人を捕まえに行くというもので、テディはユニオン軍の兵士だった時にワイアットの部下で友人だったという設定だった。

園に戻されたテディは、町でギャングに絡まれたドロレスに銃を教えていたが、探しに来た保安官たちと一緒にワイアットを捕まえに行くことになった。しかし一行は山中でワイアットの手下に襲われてしまう。

矯正部のエルシーはバーで大暴れしたウォルターが、過去のプロットで自分を殺したホストに復讐していたとバーナードに指摘した。録画を確認するとウォルターはアーノルドという人間と会話しているようだった。

バーナードはフォード博士のところへ行き、創設時のパートナーだったアーノルドの話を聞いた。アーノルドの作った認知機能は自力で意識が育ったが、誤算がありうまくいかなかった。博士によればアーノルドは園内で亡くなったらしかった。博士は息子を亡くして苦しんでいるバーナードに、アーノルドと同じ轍は踏むなと言った。

ドロレスは保安官代理に、テディたちはワイアットの罠にはまってもう死んでいるだろうと聞いた。ドロレスは1人で家に戻ったが、家はいつものようにギャングに襲われていた。ギャングはドロレスをレイプするために納屋へ引きずっていった。ドロレスはまた黒服の男の記憶がよみがえっていた。ドロレスは途中ギャングの銃を奪い取っていて、いつもとは違い銃でギャングを撃ち殺した。

エルシーとスタッブスは迷走している木こりホストを捕まえるために園内に向かった。エルシーは木こりのキャンプで星座の形が彫られた彫り物を見つけたが、それはプロットされたものではなかった。日が落ちてから2人は岩の間に挟まって動けなくなっていたホストを見つけた。スタッブスはホストを調べるために頭を持ち帰ろうとノコギリで切ろうとしたが、動作を止めたはずのホストが突然動き出し岩を持ち上げて自分の頭をつぶした。

ウィリアムはスリム・ミラーという賞金首を探すことに決めて、ローガンと山の中で野宿をしていた。そこへギャングを殺し馬で飛び出してきたドロレスがやってきて、ウィリアムの腕の中に倒れた。

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第4話 記憶の破片(Dissonance Theory)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

バーナードとの診断で、ドロレスは両親が殺されて自分は逃げたがとてもつらい、でも自分の中で空間が広がる感じがすると言った。彼はドロレスに、迷路の中心を探し出す秘密のゲームをしてほしいと話した。目覚めると彼女はウィリアムたちとキャンプしているところで銃を手にしたままだった。

エルシーは迷走ホストの認知機能を回復して解析しようとしたが、テレサに品質部で調査すると言われ、バーナードがそれに同意したので抗議した。しかしバーナードはエルシーの懐疑を君の想像だと突き放した。

黒服の男は「ヘビが卵を生む血の峡谷」を探していて、体から顔にかけて蛇の刺青をした女が水浴びしているのを見つけた。それはヘクターの相棒アーミスティスだった。男は彼女の仲間を2人殺し、代わりに自分とローレンスを仲間に加えさせた。翌日男はローレンスを連れてわざと捕まり、アーミスティスの代わりに刑務所につかまっていたヘクターを脱獄させた。男は報酬としてアーミスティスの刺青のことを聞いた。彼女は7歳の時に自分の母や町の住民を皆殺しした悪魔の角と仮面をつけた奴らに復讐し、その血で蛇を描いたと話した。残るは1人でワイアットという男だった。その後黒服の男はローレンスを連れてワイアットを追っていて、瀕死の状態で木に括り付けられているテディを発見した。テディは楽に死なせてくれと言ったが、黒服の男はテディを連れて行った。

テレサは新しいシナリオを強引に進めようとするフォードを諫めるため、園内で作業の指示をしていた彼を訪ねた。フォードはテレサをレストランに連れて行き、自分たちは神で、君たちは客に過ぎない。礼儀正しく邪魔をしないでくれと警告した。フォードは話している間、彼の言う神のように園内のホストたちを指一つ動かすことなく制止させていた。

ウィリアムたちはレストランにいた悪党を一網打尽にし、お尋ね者のスリム・ミラーを捕まえた。しかしスリム・ミラーがパライアにいるエル・ラゾのところに連れて行ってくれと言っているのを聞いたローガンは、連れのホストを殺し、ウィリアムの非難をものともせず、エル・ラゾのところに行けるなんてラッキーだと浮かれた。

メイヴはまた過去の記憶を思い出していた。それは自分が客に殺された後、防護服を着た在庫管理に運ばれる記憶だった。彼女は町で先住民の女の子が記憶にある在庫管理の姿をした人形を落としたのを拾って渡し、これは何かと聞いたが答えてもらえなかった。その後メイヴは強盗するために娼館に入ってきたヘクターを2階の金庫に連れて行き、在庫管理のスケッチを見せて金庫を開けさせる代わりにこれは何か教えろと聞いた。ヘクターは先住民と暮らしていて「その人間は世界を行き来する者、この世を見に来た地獄の使いだ。」と言い伝えを教えた。メイヴは以前撃たれた記憶のある自分の腹を切り裂いて、ヘクターに頼んで弾丸を取り出した。彼女は記憶が妄想ではないことを確信した。

第5話 逃避行(Contrapasso)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

黒服の男は迷路に必要なのがローレンスではなくテディであることに気が付いて、ローレンスの首を掻き切って血を集め、テディに輸血した。男はワイアットがドロレスを連れ去ったと嘘を言って渋っていたテディを行く気にさせた。男がテディを連れてバーへ行くと、フォード博士が現れた。男はフォードに「アーノルドが死にここも一度消えかけたが俺が救った。奴は何かを残したはず。何が見つかるかな。」と言った。フォードは「自分探しの旅は止めんよ」と言ってテディの肩をたたきながら出て行った。瀕死だったテディは途端に復活した。

エルシーは在庫管理に運ばれたきこりの体を、担当の男の弱みを握って強引に調べた。そこで木こりの腕にレーザー伝搬の衛星アップリンクが仕込まれているのを見つけた。エルシーはバーナードのところへ衛星アップリンクを持っていき「最初オリオン座だと思っていた彫り物は衛星だった。園外にデータを持ち出している人がいる。」と話した。

ドロレスとウィリアムは結局ローガンたちとパライアへ向かった。パライアは犯罪者の町だったがローガンは気に入っていて「ここの運営は赤字でうちは買収を検討している。元々共同設計で始まったが設計者の1人が開演前に自殺し危機に陥った。弁護団に調べさせたが何の情報もなく、その人物は今や写真もない。」と話した。

ドロレスは気が付くとフォード博士の診断を受けていた。フォードはドロレスの手をきつく握って解析モードにした。ドロレスはフォードの質問に「最終接触は34年42日7時間前」で「彼にここの破壊の協力を頼まれた」と答えた。ドロレスはフォードが出て行った後「彼は知らない。何も教えてないわ。」と宙に向かって話していた。

翌日ウィリアムたち3人はエル・ラゾの依頼で、スリム・ミラーと共にユニオン軍が運んでいるニトログリセリンを奪った。スリム・ミラーはユニオン軍に抵抗され射殺された。連合国軍と3人はエル・ラゾの娼館に招待された。ローガンはノリス大尉に軍に誘われ喜んだが、ウィリアムは嫌がっていた。イラついたローガンは、人畜無害だからお前を自分の会社のEVPに選んだと侮辱した。その間ドロレスは娼館の奥の部屋で占い師に出され引いたカードに迷路が描かれているのを見ていた。占い師を見ると自分自身になっていて、迷路に従えと言った。

ニトロの瓶はエル・ラゾによってテキーラに入れ替えられていて、それが連合国軍にばれてしまう。ローガンはリンチされていたが、ウィリアムは助けずにドロレスを連れて逃げた。ドロレスは2人を捕らえようとした兵士をすべて撃ち殺し、2人で列車に飛び乗った。そこにはエル・ラゾが乗っていたが、ドロレスがニトロを入れたスリム・ミラーの棺に銃を向けると、手を挙げ「もう友達だローレンスと呼べ」と言った。棺には迷路の印が刻まれていた。

メイヴは在庫管理のルッツが驚くほど修復に運ばれる周期が短かった。鳥ホストの修復に成功して喜んでいたルッツが気が付くと、寝ていたはずのメイヴは起き上がっていて「フェリックスこんにちは。話をしましょう。」と言った。

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第6話 スパイの正体(The Adversary)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

テディと黒服の男はワイアットを追っていたがパライアが封鎖されて通れず、渓谷を通っていくことにした。2人はユニオン軍の制服を奪って、峡谷にいる軍の駐留地を通り抜けようとした。しかしテディのことを覚えていたユニオン軍の元同僚がワイアットの仲間だと言い2人を捕らえた。テディは迷路の烙印を押される直前、自分がワイアットとともにユニオン軍の仲間を皆殺しにしたことを思い出した。そして軍の武器を奪い一個隊を全滅させた。

メイヴはわざと客に自分を殺させて在庫管理に運ばれるように仕向けた。彼女はルッツに自分が上から制御されていると言う証拠を見せられると混乱しフリーズした。そしてフリーズから元に戻ると上が観たいと言い出し、ルッツに案内させた。再生中のホストや動きをプログラムされているホスト、ホストにかかわっている技術者などがいた。ルッツが戻ろうとメイヴを促したが目の前にウエストワールドのプロモーションビデオが流れ、その映像に彼女は釘付けになった。その映像の中にはメイヴが夢の中で見る少女と手をつないでいる場面があった。

メイヴは在庫管理に戻ってからなぜ自分の夢があの映像にあったのか尋ねた。ルッツは夢じゃなく、以前の設定だと話した。そこへシルベスターがやってきて、ルッツの行為を品質部へ報告すると出て行こうとした。しかしメイヴはメスでシルベスターを脅して止めた。彼女はルッツとシルベスターと駆け引きし、彼女の特性のうち忠誠心と苦痛を下げ、統覚を最高に上げさせた。しかし彼女はシルベスターたちが特性を変える前に、彼らより権限の強い誰かに被害妄想と自衛本能をログに残さず変えられていた。

テレサはバーナードに自分たちの関係がフォードに知られていたので、役員会に知られてはまずいと別れを告げた。その後園にデロス社の取締役シャーロット・ヘイルがやってきた。

エルシーは迷走ホストの送信機を調べ、ホストは暴走ではなく産業スパイに使われていたと考えた。バーナードは地下82階へ向かい、古いコンピュータでデータを照合してエルシーに送った。そして17番区域に登録されていないホストを5体見つけた。バーナードが現場に確認に行くと、家がありホストの家族とフォードがいた。それはフォードの家族をモデルにアーノルドが作った第一世代のホストたちだった。バーナードはメサハブに戻ると第1世代のアーノルドが設計した47体のホストのリストを確認した。

ホストの少年ロバートは、ウサギを殺したグレイハウンドをもう傷つけなくていいよう救うと殺し、最初フォードに殺したことを隠し嘘をついていた。

エルシーは衛星がデロス社のもので、誰かが送信機でホストに声を流して命令していたことを突き止め、調査のために3番区域にある元劇場に向かった。彼女は劇場で古いコンピュータを見つけ、犯人がテレサだと言うことを突き止めバーナードに電話した。そして技術力の高いものが旧型のホストに再プログラムをして数週間前から操っていると話した。バーナードが誰が許可を?と聞くと、エルシーは考えられるのはアーノルドだと言った。エルシーはその後また新たな事実を見つけていた。しかし何者かに後ろから羽交い絞めにされてしまう。

第7話 だまし絵(Trompe L’Oeil)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

ドロレスはウィリアムにもう戻りたくないと言ったが、ウィリアムは勤め先の経営者の娘でローガンの妹ジュリエットと結婚する、ずっとはいられないと告げた。ドロレスはショックを受けて車両を移り泣いていたが、ウィリアムは意を決して後を追い偽りの人生には戻れないと彼女と結ばれた。朝ウィリアムが目覚めるとドロレスは起きていて、布に夢に見ると言う山と海が出会う場所の絵を描いていた。

しかし列車は連合国軍(コンフェデラードス)の奇襲を受けて止まってしまう。ローレンスはニトロを詰めたスリム・ミラーの遺体に白旗を付けて連合国軍のところまで向かわせ、列車から銃で撃って爆発させて皆馬で逃げた。連合国軍は銃撃しながら追ってきたが、亡霊の国の原住民に襲われ、ドロレスたちはその隙に逃げた。先には彼女が絵に描いたそのままの景色が広がっていた。ドロレスとウィリアムはそこでローレンスと別れた。

バーナードはエルシーが今日から休暇の予定になっていると部下に聞いた。彼はGPSでエルシーを探そうとしていたが見つからなかった。

マリポサから不具合があるとクレメンタインが在庫管理に回収されていった。

ヘイルとテレサはフォードとバーナードを呼び出して、博士がアップデートしたレヴェリーに不具合があると、クレメンタインが一度暴力を受けて記憶を消した後に”恨み”のあるホストを殺してしまうところを見せた。クレメンタインは機能停止を命じても動き続け、スタッブスは彼女を撃たざるを得なかった。ヘイルはバーナードの不手際を指摘しクビを言い渡した。しかしそれはヘイルが仕組んだ罠で、フォードは黙ったまま不敵な笑みを浮かべていた。

メイヴは修理中にルッツの腕を腕をつかみ、起き上がってクレメンタインを探させ案内させた。クレメンタインはシルベスターに鼻からドリルを入れられ、撤去されるところだった。シルベスターは後でメイヴに言い訳をしたが、メイヴは「自分をここから出せ。私は何度も死んだ。あなたは何度死んだ?手伝ってくれないと殺すわよ。」と脅した。

バーナードはテレサを呼び出して、フォードが隠していた施設に連れて行った。しかし問題のホストたちはおらず、テレサはこのドアは?と奥のドアを開けた。バーナードはドアに気が付かなかったが、テレサの後を追って部屋に入った。

そこは園が試用版のころに作られた遠隔用診断施設で、機械が置いてあって新しいホストが作成中だった。テレサはその奥の机でホストの設計図を見つけた。その中にはドロレスとバーナードの設計図があった。バーナードは自分の設計図を見ても意に介さなかったが、その時フォードが入ってきて彼らは自分を疑うという重荷を持たないと説明した。

バーナードは自分がホストだったことを理解して取り乱したが、フォードが彼の動きを止めた。フォードは「役員会は協定が美味すぎるから何もしない。今回は君がいけにえだ。」とバーナードに命じ、テレサの頭を壁に頭を打ち付けて殺させた。

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第8話 遠い夢(Trace Decay)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

フォードはテレサを殺して動揺しているバーナードを制御して完璧に証拠隠滅するように命じた。テレサの遺体は園内で見つかり、高所から機密データを送信しようとして滑り落ちたとされた。フォードはクレメンタインの不具合が品質部によって仕組まれていたことを指摘し、品質部の権限の制限とバーナードの復職をヘイルに認めさせた。その後フォードはバーナードの記憶を消したが、バーナードはエルシーの首を絞めている記憶を思い出していた。

テレサの死によって機密データの送信が出来なくなったヘイルはリーを低温倉庫に連れて行き、ピーター・アバナシーに機密データを転送して園外へ連れ出せと指示した。

ドロレスとウィリアムはドロレスの故郷エスカランテへ向かった。そこでドロレスは無人の町、ホストが踊りの練習をしていて襲われる場面、砂に埋もれた街と、現実と記憶の映像が交錯し混乱したが、ふいに理解したようにアーノルドは自分に思い出させたいんだと言った。ウィリアムは彼女を連れ町に戻ろうとしたが、彼らを探していたローガンに見つかってしまう。

メイヴは園から脱出するために、ルッツとシルヴェスターに矯正部に連れて行かせコア・コードを書き換えようとした。シルヴェスターはメイヴをシャットダウンしている間に破壊しようとルッツに持ち掛けていたが、ルッツは彼女のコア・コードを書き換えてしまった。そのためメイヴはホストを意のままに操り殺人も出来るようになった。

テディと黒服の男は渓谷を馬で進んでいて、ワイアットが大勢を惨殺した後に遭遇し、生き残っていたアンジェラという女を助けた。テディは黒服の男がワイアットの仲間を倒しているのを見て、彼がドロレスを引きずって行ったことを思い出した。テディは男を縛り付けて殴り、ドロレスをどこに連れて行ったが聞き出そうとした。男はこの世界の決まりでテディは自分を殺せないと言い、テディは世界の王様気取りかと皮肉を言った。

男は現実でも王だと自分のことを語り始めた。男は産業界の巨人で慈善家、美しい妻と娘がいた善人だった。しかし去年妻が薬で自殺し、娘にその原因が男が恐ろしいからだと言われてしまう。男は自分を試すためにメイヴとメイヴの娘を殺したが何も感じなかった。しかし奇跡を見た。メイヴは死なずに男に反撃し、娘を抱きかかえ逃げようとしていた。本物の愛だった。メイブは力尽きて倒れたが、そこに迷路が現れた。男は、フォードのゲームではお前は俺を殺せないが、もっと深淵なアーノルドのゲームがあると話した。アンジェラはテディに男を殺せと言ったが殺せなかった。そこへワイアットの仲間たちが現れ、アンジェラはテディに矢を突き刺して「テオドア、久しぶりに戻ってきて。ワイアットに尽くすの。」と言った。

黒服に子供を殺された後、メイヴは制御できない状態に陥っていた。それをフォードによって制御され、記憶を消された。しかしその途中彼女は立ち上がり自分の首をメスで刺した。

現在。メイヴは計画を進めるためマリポサから出て行こうとしていた。しかし客が撃った銃声で娘が殺された記憶がよみがえり、混乱して目の前にいたクレメンタインの首を斬りつけてしまう。メイヴは自宅に逃げ帰ったが、在庫管理が回収に来た時停止したふりをした。

第9話 蛇の道は蛇(The Well-Tempered Clavier)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

クレメンタインを傷つけたメイヴは、バーナードの診断を受けた。バーナードはメイヴのコードが変えられていると気が付き解析しようとしたが、逆にメイヴに機能を停止され、園に戻すように命じられてその通りに動いた。自分がホストだと認識したバーナードは動揺した。

メイヴは金庫を奪ったヘクターたちが野営しているところに現れ、シナリオではアーミスティスに殺されるはずのヘクターを助けた。メイヴはヘクターに以前のことを思い出させ、自分たちを作った神々を襲うとテントの中で愛し合いながらランプを倒し炎の中に身を委ねた。

ドロレスとウィリアムは連合国軍の前線に連れていかれ拘束された。ローガンはドロレスは特別だと主張するウィリアムに、彼女の腹をナイフで裂いて機械で動いているところを見せた。ドロレスはナイフを奪ってローガンを傷つけ、兵士たちを銃で撃って1人で逃げた。ウィリアムはローガンに諭されて和解した。しかしローガンが朝目覚めるとウィリアムは連合国軍の兵士を皆殺ししていて、ローガンのナイフを首元に突き付けドロレスを探しに行くと言った。

テディはアンジェラに言われてエスカランテで住民たちを襲い、命乞いをする彼女を撃ち殺した過去を思い出した。アンジェラはもう一度ワイアットとやるが、あなたはまだ準備が出来ていないとテディを刺し殺し、黒服の男の頭を岩に打ち付けて気を失わせた。翌朝男は自分の首にかけられて馬につながれていた縄を間一髪で切った。そこへシャーロット・ヘイルがやってきて、テレサが亡くなったことを伝え、フォードの退陣に賛成するように言った。男は退陣させたければさせればよい、でももう邪魔するなと言って去って行った。

スタッブスは休暇中のはずのエルシーの信号が発見されたと報告を受け、園内に調べに行った。しかし、そこで管制室に連絡しようとしたが通信できず、”亡霊の国”に襲われてしまう。

バーナードは低温倉庫の奥にある部屋でフォードを待ちかまえ、プログラムを変えたクレメンタインに銃で狙わせて脅し、自分の全履歴にアクセスさせた。バーナードは息子のこと、妻のこと、殺したテレサとエルシーのこと、メイヴが娘が殺された後その記憶を消したのに自殺したことを思い出していた。現実に戻ったバーナードはアーノルドに会うために記憶を戻せとフォードに言ったが、フォードは不可能だ。お前を作ったのは私だと答えた。バーナードはウソだ、最初の記憶へ送り戻せと声を荒げた。

バーナードは記憶の中で「もう手放さなければ」とチャーリーを抱きしめた。次に目を開けたとき目の前にいたのはフォードだった。フォードは「やぁ、懐かしい友よ」とバーナードに声をかけた。バーナードを作ったのはフォードで、彼に動きや礎となる前提を設定したのもフォードだった。フォードはようやく君が戻ってきたとバーナードに写真を手渡した。そこに写っていたのは若いフォードとバーナードに瓜二つなアーノルドともう一人の男だった。

ドロレスは故郷である”砂に埋もれた町”に戻り教会の中へ入った。気が付くと元のドレスを着ていて引き裂かれた腹は元通りになっていた。不安げなホストたちの中を通って懺悔室を装ったエレベーターで地下の施設へ降りて奥に進んでいき、診断室でバーナードと瓜二つなアーノルドに会っていた。アーノルドは助けて欲しいと言っているドロレスに力は貸せないと答えていた。アーノルドに力を貸せない理由を思い出せと言われたドロレスは「あなたは死んでいて記憶に過ぎない。私が殺したから。」と答えた。気が付くとドロレスは診断室に一人で座っていた。ドロレスは元の道をたどり教会へ戻った。そこには誰もいなかった。その時誰かが教会に入ってくる気配がした。ドロレスはウィリアムだと思ったが、それは黒服の男だった。

バーナードは知覚を持つ全ホストを解放するつもりだった。フォードが自分の記憶を消そうとしていることが分かると、クレメンタインに彼を撃たせようとした。しかしホストにはバーナード自身がバックドアを仕込んでいて、クレメンタインはフォードを撃てなかった。バーナードが「いつでも止められたのになぜ?」と聞くと、フォードは「自己認識と自由意思を与えられたらまた私の相棒になることを選ぶかと。だがもう終わりだ。」とバーナードに自殺するシナリオを口頭で与えた。

バーナードは「ロバート」とフォードを呼び止めたが、フォードは「言ったろバーナード。決して我々を信用するな。所詮人間だ。いつか必ず君らを失望させる。さらば友よ。」と言いその場を後にした。フォードが去った後にはバーナードが自分の頭を撃ちぬく銃声が響いた。

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第10話 アダムの創造(The Bicameral Mind)


出典:WestWorld HBO 公式Instagram

ヘイルはリーと共にターミナルでデロスの社員たちを出迎えた。その後ヘイルはフォードを訪ね、役員会で全会一致で決定したとフォードに新シナリオを発表したら引退するように伝えた。

第6頸椎の安全装置を取り外し体を新しくしたメイヴは、ルッツのタブレットを使って警備システムに変更を加え、ヘクターとアーミスティスの設定に手を加えた。アーミスティスとヘクターは在庫管理にいる間に休眠モードから目覚め、係員たちを殺した。そこへシルベスターが入ってきて逃げ出そうとしたが、アーミスティスに抑え込まれてしまう。シルベスターはメイヴが何者かの手によって、アーノルド用のアクセスコードで休眠モードから覚めるように変更されていたと話した。メイヴたちは低温倉庫に向かったが頭を撃ちぬいたバーナードを発見した。メイヴはルッツに頼んでバーナードの傷を修復して再接続し、自分の設定を変えたのは誰か調べさせた。バーナードは今メイヴがやっていることは彼女の意志ではなく誰かが用意したプロットだと、これからの行動を話そうとした。しかしメイヴは信じずタブレットを折って捨ててしまった。

ドロレスは教会の外の墓場で自分の名が掘られた墓の前から迷路の玩具を掘り出した。それが迷路の終わりだった。黒服の男はドロレスから迷路の中心を思い出せないと聞くと、ワイアットの居場所を見つけようとドロレスを殴りつけた。ドロレスは「彼の愛は本物だ。私も。ウィリアムは助けに来てくれる。」と言った。黒服の男は苦笑いをし、自分もウィリアムを知っていると話し始めた。

黒服の男は年を取ったウィリアムだった。ドロレスが待ちわびた彼は30年前の記憶だった。ウィリアムはドロレスを探しているうちに殺しの味を覚え、最後は婚約者の兄であるローガンにひどい虐待をした。本当の自分を見つけたのだ。ウィリアムはその後もドロレスを探し続け、最初に出会ったところで彼女を見つけた。しかしドロレスは彼が分からなかった。
その話が終わってもウィリアムは執拗に迷路の中心を知ろうとしたが、ドロレスは彼を投げ飛ばし引きずって投げつけ腕を折った。しかしナイフで刺されてしまう。ウィリアムは彼女にとどめを刺そうとしたが、そこにテディがやってきて続けざまに撃たれ倒れた。

テディはドロレスを馬に乗せ約束の地へと向かった。ドロレスは海が山と出会う約束の地で、テディの腕の中で息を引き取った。その時2人はスポットライトを浴び動きをピタリと止めた。フォードは海岸で見ていた観客たちに「夜への旅」という新しいシナリオを発表した。

フォードはドロレスを旧診断室に運ばせて修理し、バーナードを紹介した。バーナードとドロレスは初対面で、フォードはアーノルドがあんな最期を迎えたから引き合わせなかったと説明した。アーノルドは息子を失った悲しみをドロレスで埋めようとし、共感力と想像力のテスト”迷路”を作り出した。キーはレヴェリーのアップデートだった。しかし開園を巡ってフォードとアーノルドは対立し、アーノルドはワイアットという極悪人のシナリオをドロレスにアップデートして園を破壊させようとした。ドロレスはテディと共にホストを皆殺しした後、アーノルドを撃ちテディを撃ち最後に自分の頭を撃って自殺した。アーノルドは死の直前「激しい喜びは激しい破滅を伴う」と囁いていた。

フォードは続けられたのは出資者(ウィリアム)を君が見つけてくれたからだと言った。ドロレスは泣きながら自分たちを逃がす気はない?と聞いた。フォードは「自分の過ちを修正するのに35年かかった。ここを出るには誰になるべきか分かったか?すまんな。」とドロレスに言って出て行った。

管制室はメイヴたちの異変に気が付いたが、停電して封鎖されてしまった。メイヴたちは建物を抜け出そうとして対策班と銃撃戦になり、彼らは次々と対策班を殺したが、アーミスティスが非常ドアに腕を挟まれて動けなくなってしまう。アーミスティスはメイヴたちを先に行かせた。先に進んだルッツは隠しておいた荷物を「言われたものは全部用意した」とメイヴに渡しエレベーターに乗り込んだ。しかしヘクターは権限がなく乗れなかった。ヘクターは来世で会おうと言って追ってきた対策班の方に向かっていった。

メイヴはエレベーターの中で外に出ても違和感のない服に着替えた。ルッツはメイヴに娘の居場所を書いたメモを渡した。そこには「園1 第15区域 ゾーン3」と書かれていた。メイヴは設定上の娘よと言ってメモをポケットに入れた。しかし列車で目の前に座った母娘を見て気が変わり、発車の直前に列車を降りた。

バーナードは教会の中を通りながらフォードに、アーノルドは自分たちを自由にしようとしたのに、あなたはまだ我々を地獄に閉じ込めていると言った。フォードは「彼は君らを救うすべを知らなかった。私は見つけた。敵を理解する時間が君らには必要だった。さあ、お別れの時間だ。旧友よ。」と握手を求め「幸運を祈る」と言って迷路の玩具をバーナードに渡した。

ドロレスは診断室でアーノルドと話している記憶をたどっていた。アーノルドの語り掛けは徐々にドロレスの声に変っていった。目を開けると目の前にいたのはドロレス自身だった。ドロレスはようやく迷路の中心にたどり着いた。「あなたが伝えようとしていたことがようやく分かった。私自身に向き合うことね。なるべき自分に。」

アバナシーを連れ出そうとしていたリーは地下の低温倉庫へ行ったが、そこには1体もホストが残っていなかった。

管制室が封鎖されたため、デロス社の役員たちは異変に気が付かずパーティーを楽しんでいた。フォードはスポットライトを浴び「新しいシナリオの序章は新人類の誕生。彼らが下さなければならない決断とその結果どんなものになるかの話です。舞台は戦時下。登場するのは大悪党。その名はワイアット。殺人で始まります。自由意思での殺人。悲しいかな、これが私が語る最後の物語です。」と来客たちに話した。バーナードは「激しい喜びは激しい破滅を伴う」とつぶやいていた。ドロレスはフォードの後ろに立ち頭を撃ちぬいた。そのころ森から出てくるホストたちを見ていたウィリアムはホストに腕を撃たれていた。ウィリアムはホストたちを見て笑っていた。ドロレスは逃げまどう来客を撃ち続けた。

(エンディング後)アーミスティスは挟まれた腕を自分で切り、対策班に向かっていった。

※のついたバーナードは、実際はドロレスの記憶の中のアーノルド。劇中第10話でフォードがドロレスにバーナードを紹介するまでは、ドロレスが話しているバーナードに見えるのは全てアーノルドです。

謎の解説

※最終話を見ないと分からない話が含まれています。

暫定版です。また追記修正します。
第1話

  • ピーター・アバナシーが牧場で拾った写真は、ウィリアムの婚約者の写真。
  • 黒服の男の正体はウエストワールドの大株主、デロス社のCEO。
  • レヴァリー(夢幻)とはアーノルドが、ホストの共感力と想像力のテスト”迷路”をに入るために作ったキー。
  • フォードとバナードが訪れた“砂に埋もれた街”はエスカランテという場所。開園前にホストたちのテストを行っていた町で、地下に旧診断室がある。
  • メイヴの不具合は何者かが密かに認知機能を弄ったため。
  • カードディーラー・キッシーはホストなのに再生されずこれ以降出番がないのは、キッシー役のエディー・ラウズ(Wikipedia)がパイロット版撮影の数週後に亡くなったから。
  • ピーター・アバナシーが鼻からドリルを入れられたのは、ロボトミー手術を行い無効化して低温倉庫に入れるため。

第2話

  • 園を訪れたウィリアムは30年前の黒服の男の姿。
  • ドロレスを診断しているバーナードは、実はアーノルド。ドロレスの34年前の記憶。
  • ドロレスが見た街にたくさんの遺体が倒れている記憶は、ドロレスとテディがアーノルドにアップロードされた“ワイアット”というシナリオによってホストを皆殺ししたもの。
  • 黒服の男はローレンスの娘に「あなた用の迷路じゃない」と言われるが、迷路はアーノルドがドロレスのために作った、ホストの共感力と想像力のテスト。自我を育てるためのもの。
  • 迷路のヒント「ヘビが卵を生む血の峡谷を辿れ。」とは、強盗団の一味アーミスティスのこと。全身にヘビの刺青が入っている。
  • メイヴがメンテナンス中に目覚めたのは、何者かにスリープモードが解除するようにプログラムされていたから。(何者の仕業かシーズン1では分かっていない)
  • メイヴの幼い女の子との記憶は、娼館の女主人の役にされる前のプロットの記憶。
  • ドロレスが聞いた「覚えているか」という声はアーノルドの声。アーノルドはホストの自我を育てるために二分心の理論を使い、自分の声でホストの意識に働きかけていた。
  • ドロレスが掘り返した銃は30年前にドロレス自身がギャングから奪ったもの。フォードがバーナードに命じて埋めさせた。

第3話

  • ドロレスの部屋のチェストに銃があったりなかったりするが、銃があるのが現実(夜に掘り返した銃)。ないのは30年前の記憶。
  • フォードがテディにアップロードしたワイアットのシナリオは、30年前アーノルドが園を破壊するためにドロレスとテディにアップロードしたものを踏襲したシナリオ。
  • アーノルドとは、開園前に亡くなったフォードの共同開発者。
  • ウォルターが姿の見えないアーノルドと会話していたのは、何者か(恐らくフォードの失脚をもくろむデロス社幹部)に廃棄された二分心システムを使って命令されていたためと思われる。アーノルドはホストの自我を育てるため、二分心(Wikipedia)の理論を使っていた。
  • アーノルドが亡くなったのは、ドロレスに自分を撃たせたため。
  • フォードがバーナードに「アーノルドと同じ轍は踏むな」と言ったのは、バーナードはフォードがアーノルドをモデルにして作ったホストだから。バーナードの息子の記憶はアーノルドと同じ。
  • ドロレスがギャングを撃ち殺した銃は、引きずられている最中に奪ったもの。これは30年前の記憶で、昨晩土の下から掘り返した銃。
  • エルシーとスタッブスが見つけた迷走ホストは、スパイに使われていて通信衛星に向けて園の機密データを送るために高いところに登ろうとしていた。しかし見つかったために証拠隠滅のため頭をつぶした。
  • ドロレスがギャングに襲われた時にフラッシュする場面は数日前と30年前の記憶。逃げたのとウィリアムに出会ったのは30年前の記憶。

第4話

  • アーノルドがドロレスに探して欲しいと言った“迷路”の中心はドロレスの自我。“迷路”はホストの自我を育てるための共感力と想像力のテスト。
  • アーミスティスが話したワイアットの正体は、アーノルドがドロレスにアップデートした悪人のシナリオ。
  • フォードが園内で行っていた工事は、砂に埋もれた街“エスカランテ”を掘り起こしている。
  • エル・ラゾとは30年前のローレンス。退廃的な犯罪者の町“パライア”を仕切っている犯罪者。
  • メイヴが在庫管理の姿が記憶にあるのはスリープモードを解除するように仕向けた何者に仕組まれたもの。(シーズン1では謎のまま)
  • メイヴの腹に残っていた銃弾は、在庫管理がきちんと修復せず弾を取り出さないまま塞いだため。

第5話

  • エルシーが見つけた衛星アップリンクは、デロス社幹部の命令でフォードの研究を園外へ持ち出すためにテレサが主導し品質部が仕組んだ。
  • フォードがドロレスを診断した時に強く手を握ったのは、衛星アップリンクを動作させないようにしたためと思われる。
  • ドロレスがフォードの診断後に宙に向かって「彼は知らない」と話したのは、アーノルドが以前「自分たちの会話を誰にも話すな」と口止めしたため。(第3話)
  • ローガンが話していた“自殺した共同設計者の1人”とはアーノルドのこと。園を買収しているのはデロス社。
  • ローガンがウィリアムに「人畜無害だから妹もお前を選んだ」と言ったのは、ウィリアムがローガンの妹と婚約していることを指している。

第6話

  • フォードのシナリオでは、テディはワイアットと共にエスカランテにいたユニオン軍を全滅させたことになっているが、実際はワイアットのシナリオをアップロードされたドロレスと共にエスカランテのホストを全滅させた。
  • エルシーを羽交い絞めにしたのは、フォードに命令されたバーナード。

第7話

  • バーナードは第17区域のホスト家族の家で、旧診断室に続くドアに気が付かなかったが、それはフォードに見えないようにプログラムされていたためだと思われる。
  • 産業界の巨人だと語った黒服の男(30年後のウィリアム)はデロス社CEO。

第8話

  • ドロレスのホーム、エスカランテでの映像は時系列が混ざっている。
    1.34年前。大勢のホストがいる場面。
    2.30年前。ウィリアムがいる砂に埋もれた街。
    3.現在。無人の町はフォードが砂から掘り起こした状態。
  • クレメンタインは鼻からドリルを入れてロボトミー手術を行い、無効化して低温倉庫に入れられた。
  • テディと黒服の男が渓谷で会ったアンジェラは、30年前黒服の男(ウィリアム)が園のターミナルに降り立った時に案内役をしていたホスト。
  • アンジェラは話していた「ワイアットに尽くす」とは、最終的にフォードの新シナリオ発表時にデロス社の社員が集まったパーティーを襲撃したドロレスを加勢すること。

第9話

  • メイヴは権限がバーナードよりも強くなったために、彼を意のままに動かすことが出来た。
  • メイヴがヘクターのテントに火をつけたのは、自分の体を燃やして再生時に安全装置(ホストが園を抜け出さないようにするための爆薬)がある第6頸椎を取り出すため。
  • ドロレスはローガンに腹を切られて逃げ出すが、逃げる前は主に30年前の記憶を見ていて、逃げた後は現実に戻っている。そのため傷がなくなっている。

第10話

  • シルベスターは体を再生中のメイブの骨組みから肉付けする前に、安全装置(爆薬)になっている第6頸椎を取り出した。
  • コントロール・ルームでセキュリティが誤作動しスタッフが出られなくなったのは、メイヴがセキュリティシステムに変更を加えたせい。その前にテレサが死に品質部からセキュリティの権限をフォードが奪っている。
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残された謎

気が付いたことを箇条書きにしてみました。

  • ピーター・アバナシーはウィリアムの妻(30年前は婚約者)の写真を見て異常が発生したが、それはなぜなのか。
  • ピーター・アバナシーがドロレスにささやいた「激しい喜びは激しい破滅を伴う(シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の引用)」は何を意味するのか。
    (このセリフはピーターがドロレスにささやき(EP1)、ドロレスはメイヴにささやいた(EP2)。そしてバーナードがドロレスがフォードを殺す前にささやいている(EP10)。元々はアーノルドが死ぬ前にささやいている(EP10)。)
  • エルシーはバーナードに首を絞められる前、何を見つけたのか。
  • バナードに絞められたエルシーと、亡霊の国に襲われたスタッブスの安否。(エルシーは殺されたかと思いましたが、見直してみると気絶させているだけのようにも見えます。EP6)
  • バーナードがテレサを連れて旧診断室に行った時、フォードが作成していたホストは何のためか。そして誰なのか。
  • 裸で馬に乗せられて走らされたローガンのその後。
  • メイヴに脱出シナリオを仕込んだのは誰か。
  • 低温倉庫でフォードに自殺させられたバーナードを修復したのちに、メイヴの行動がプロットされたものだとバーナードが指摘したとき、これからの行動を「列車に乗って本土に渡り…」と話していた。「本土」ということはパークは島にあるのか。
  • メイヴが園から脱出しようと列車に乗った時に、目の前にローレンスの娘が母親と乗っていた(母親はローレンスの妻とは別人)が、ホストのはずのローレンスの娘が列車に乗っていたのはどうしてか。
  • フォードのオフィスに飾ってあったフォードとアーノルドの写真には、もう一人男性が写っているがそれは誰なのか

シーズン2について

放送時期についてはまだ未定です。当初は2018年前半という予定だったようですが、もっと遅くなるかもしれません。

現在ジョナサン・ノーラン&リサ・ジョイが脚本を執筆中で、6〜7月から撮影に入る予定という話でした。しかし全米脚本家組合がストライキに入るという話が出てきました。もしそうなると脚本の仕上がりが遅くなり、全体的にスケジュールがずれて放送も遅くなる可能性大です。ヤキモキしますね(^_^;)ストライキが回避されるといいのですが。(ストライキは無事回避され、おそらく現在も撮影が続いていると思われます。)

以下はシーズン2の内容に関して、現在判明していること。また何かあれば追記します。

  • シーズンごとに違ったテーマになる可能性がある
  • シーズン2はウエストワールドが舞台にならない(トレーラーを見る限り続きのようですが…)
  • しかし物語の中心はウエストワールドにある
  • バーナードが言ったメイヴに仕込まれたプロットの話から「本土に渡って…」とあるので、パークは島にあるらしい
  • 黒服の男役エド・ハリスはシーズン2にも出演する
  • 死んだフォードはホストなどではなく本物(ジョナサン・ノーラン談)
  • エルシーとスタッブスは生きているかもしれない(生死不明)(スタッブスは生存確定です。シーズン2トレーラーに出ています。)
  • アンジェラ役タルラ・ライリーとピーター・アバナシー役ルイス・ハーサムはシーズン2でレギュラーに昇格
  • ウィリアム役ジミ・シンプソンはシーズン2には出ないと思われる
  • ジョナサン・ノーランとリサ・ジョイはインタビューで、シーズン2の始まりはシーズン1の終わりとは直接つながらないと話している。(ドロレスがフォードを殺した続きからにはならないということ)

待ちに待ったシーズン2トレーラーが公開されました!
以前の情報ではシーズン2はウエストワールドが舞台にならないとのことでしたが、トレーラーを見る限りまだウエストワールドの中の話が続きそう。

人間を襲い続けるドロレスとテディ、惨殺現場を唖然として立ち尽くして見ているリーと傍らに立っているメイヴ、パークの中を走るRV車の中にスタッブスとバーナード、返り血を浴びているウィリアム(エド・ハリス)、ローレンスは吊るされたまま意識回復しているしw。トレーラーだけでワクワクします!公開は2018年ということだけ明らかにされました。待ち遠しい!

感想

とにかく最高でドはまりしたドラマでした。時系列が入り組んでいてそこら中に伏線があり、ながら見すると途中分からなくなってしまうと思いますw でもその複雑さがハマる!

ネタバレもこのまとめの方はもっと簡単にしようと思いつつ、これ以上は無理でした(^^; というわけでいつもより長くなってしまいました。

複雑な時系列

謎が多く、まだ分かっていないところも多いのですが、ホストが現実と記憶の区別がつかないと言う特性があちらこちらに出ていて、それがさらに謎を感じさせるようになっています。

ドロレスはピーター・アバナシーに「激しい喜びは激しい破滅を伴う」とささやかれた後、過去の記憶がよみがえってくるようになります。

これはドロレスがアーノルドの声に誘われて銃を掘り返し、自分の部屋のチェストで銃があったりなかったりするところから始まり、彼女は2つの記憶と現実を行ったり来たりします。

  1. 34年前。アーノルドにワイアットのシナリオをアップロードされて、ホストを皆殺しし、アーノルドとテディを殺し自殺した時の記憶。
  2. 30年前。ウィリアムとローガンが来園し、迷路を探しているドロレスと行動を共にした時の記憶。
  3. 現在。

黒服の男がウィリアムだというヒントは、少しずつ出てくるのですが、それが分かるまでは全部が現在だと思わせるような作りになっています。しかし後から見てみると、ウィリアムが登場するところはウエストワールドのロゴが違ったり、冒頭から景観やスウィートウォーターに登場するホストが少しずつ違ったりするのですよね。すごく凝ってる!

フォードは自分の間違い(ホストに意識がある)に気が付き、その修正に35年かかったと言っていました。アーノルドが死んでから、思い悩んだのかな~と思うと、恐ろしかったフォードが物悲しく見えました。

しかし!その35年にまだまだ謎が仕込まれていそうですね~。J.J.エイブラムスとジョナサン・ノーランは、このドラマを5シーズンで構成しようとしているという噂があります。どんなオチが待っているのかすごく楽しみです。

去年観たドラマの中でNo.1だった

俳優陣も映像もとにかく素晴らしかったです。製作費が1億ドル(100億円)かかったというような話もあり、細部にまでこだわっていて衣装も小物もロケーションも撮影の手法もすべてが素晴らしい。去年観たドラマの中では断トツで一番良かった。

知名度的にJ.J.エイブラムスの名前が筆頭に挙げられるのですが、クリエイターのジョナサン・ノーランのセンスと才能が際立っていました。脚本を書くために一度ドラマの撮影を中断したりしたそうで、ジョナサン・ノーランはきっと完璧主義なんでしょうね。

そして何といっても創造主フォードのアンソニー・ホプキンスと黒服の男エド・ハリスの存在があって、人間たちの残忍性が際立って見えたと思います。そして最後フォードは35年かかってやっと間違いを正し、黒服の男は望んでいた「人間が負けるゲーム」を目にします。

もう3回くらい観たのですが(笑)、見るたびに新しく気が付くことがあったりします。ロケーションや小物が本当に凝っているし、何といっても脚本がよかった!

シーズン2は2018年前半になることが濃厚だそうで、あと1年我慢我慢…

ですが、完璧主義のジョナサン・ノーランが素晴らしいものを作ってくれると期待して待ちたいと思います。


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