ウエストワールド シーズン1第9話 バーナードはあの人だった

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第9話 The Well-Tempered Clavier

あらすじ

メイヴは園内で起こした騒動のためにバーナードの診断を受けることになる。しかし管理者権限を手に入れていたメイヴは、バーナードの動きを停止し園内に戻すように命じた。

再び自分がホストであることに気が付いたバーナードは、自分が何者なのかを知ろうとし、フォードに接触していた。

ドロレスとウィリアムはローガンたちに捕まり、前線にある連合国軍のキャンプに連れていかれた。ウィリアムはローガンにドロレスのことを特別だと訴え、外に連れ出そうとしていたが…

感想

バーナードを中心に、徐々に謎が明らかになっていきます。もう一時も目が離せない展開。

来週はいよいよシーズン最終話です。ちらっとIMDbの最終話の評価を見たのですが、評価を付けている人数が多いうえに9.9というすごい高評価でした。これは期待できますね!

※この先感想にネタバレが含まれています。注意してください。

メイヴ

ヘクターを誘い入れ、自分たちを作った神々を襲うとなにか計画を立てている様子のメイヴ。ホストが園から出られないようにするための第6頸椎に入れられている安全装置(爆薬)を取り出すために自ら炎の中に身を委ねました。

元となった映画版では、ユル・ブリンナー扮するロボットたちが反乱を起こして人間を虐殺するようですが、ヘクターとメイヴがあの建物の中にいるデロス社の社員たちに攻撃をかけるんでしょうか…

それにしてもメイヴはホストを自由に操れる力を手に入れたのに、道義に反すると本人に納得させて仲間に引き入れていましたね。意のままに操ってしまうフォードとはだいぶ違います。もしかしたらメイヴの行動はアーノルドの考えに近いのかも。

ドロレス

ドロレスは自分のホームの”砂に埋もれた町”(エスカランテ)に戻っていきました。

ドロレスは記憶が交錯していて、彼女が出てくるところはどれが過去なのかどれが現在の状態なのかハッキリ分からないような構成になっています。

私はドロレスが入っていった教会はフォードが修復した現在のもので、中にいた人々はアーノルドが死ぬ前の過去の記憶、ウィリアムと来た時に見た砂に埋もれた状態はアーノルドの死後の記憶、同じくウィリアムと来た時に見えた踊っている人々もアーノルドが死ぬ前かな?と想像しています。

そのアーノルドはドロレスが自分が殺したと言っていましたね。ドロレスが施設の中で見た廃棄されたホストと関係あるのでしょうか。

まだまだ謎が残っていて、フォードの診断を受けた後に「彼は知らない。何も教えてないわ。」とつぶやいていましたが、このままフォードの手のひらで話が進んでいくのか。それともあっと驚くようなどんでん返しがあるのか…すべては来週ですね。

ドキドキしつつも楽しみです!

スタッブス

スタッブスは亡霊の国につかまっていましたが、殺されちゃうのか…。それともエルシーが亡霊の国に殺されたように見せかける、フォードの仕組んだ偽装工作かも。

バーナード

バーナードはアーノルドのことを知りたがっていましたが、最初から最後まで「自分は何者なのか」を知りたかったのかもしれませんね。頭を撃ちぬいていますがバーナードは完全に有機物で創られているので、死んでも人間と見分けがつかないのでしょうか?それともフォードはホストが自殺しちゃったよって開き直るんでしょうかねぇ(^^;

しかしフォードは恐ろしすぎる…。
バーナードにはホストを超えた情をかけているように見えましたが、あっさり殺してしまいます。頭を撃つように命じたと言うことはこのまま廃棄…?(ノД`)・゜・。

フォードにとっては人間でもホストでも関係なし!メイヴたちが反乱を起こすとどうなるのかな。もしかしてそれもシナリオのうち…?

黒服の男

ヘイルがフォードの退任に一票投じて!と頼んでいましたが、やっぱりデロス社の重役だったんですね。というか、自分のことを「産業界の巨人」などと称するくらいだからCEOなんでしょうね。そして黒服の男の正体はやっぱり…

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ネタバレ

バーナード・フォード・その他→黒、ドロレス・ウィリアム→紺メイヴ→赤茶テディ・黒服→緑

自分を知ろうとするバーナード

クレメンタインを傷つけたメイヴは、バーナードの診断を受けた。バーナードはメイヴのコードが変えられていると気が付き解析しようとしたが、それが出来ずフォード博士にメッセージを送ろうとしていた。しかしメイヴに「マンツーマンで話さない?私たちマン(人間)じゃないけど」と言われて機能を停止され、園に戻すように命じられてその通りに動いてしまう。バーナードは部屋を出てから動揺して廊下をフラフラと歩いた。

バーナードは低温倉庫の奥にある部屋でフォードを待ちかまえ、入って来たフォードに自分のデータを見せた。そして我々の一番優美な部分を創ったのはアーノルドで、彼の意図が自分とは違うと知って殺したのではと問いただした。フォードは彼は錯乱していたと答えたが、バーナードは自分の全履歴にアクセスしたいとタブレットを渡した。そしてフォードを傷つけられない自分の代わりに、プログラムを変えたクレメンタインに銃で狙わせて脅し、自分の履歴にアクセスさせた。バーナードは息子のこと、妻のこと、殺したテレサとエルシーのことを思い出し動揺した。

ドロレスとウィリアムはローガンに捕まった後、連合国軍の前線に連れていかれ拘束された。ウィリアムはドロレスは記憶も感情も欲求もあって特別で、外に出られるように口利きしてくれとローガンに頼んだ。しかしローガンは何が正しいか別の方法で証明すると、男たちにドロレスにセクハラさせ、ドロレスの腹をナイフで裂いて機械で動いているところを見せた。ドロレスはローガンを見上げ「この世は美しい。アーノルドがそう作ったのにクズどもが汚す。」と吐き捨てるように言った。ローガンがこの世界はお前たちじゃなく俺たちのためにあると言うと、ドロレスはナイフを奪い取って彼を傷つけ銃をとって兵士たちを撃った。ウィリアムは後で追うから逃げろと言い、ドロレスは1人で逃げた。しかしドロレスが逃げている時「覚えておけ」という声が聞こえたかと思うと、引き裂かれた腹の傷はなくなっていた。

メイヴは金庫を奪ったヘクターたちが野営しているところに現れ、ヘクターにアーミスティスたちが仲間割れして撃ち合うと、シナリオ通りこれから起こることを話した。メイヴが話した通りアーミスティスたちは金庫のことで仲間割れし撃ち合った。アーミスティスは仲間を撃ち殺した後ヘクターにも銃を向けたが、メイヴが彼女を撃ち殺した。メイヴはヘクターに空の金庫を見せて以前のことを思い出させ、自分たちを作った神々を襲うとテントの中で愛し合いながらランプを倒して火をつけた。

エスカランテの記憶

アンジェラに刺されたテディは意識を取り戻してからワイアットはどこだと聞き、アンジェラは最後に見た場所だと答えた。テディはワイアットに操られエスカランテで兵士たちを惨殺した記憶を思い出していた。しかしテディの記憶は交錯していて、殺したのは兵士ではなくエスカランテの人々で、命乞いをするアンジェラを撃ち殺したことを思い出した。テディは自分の記憶に動揺したが、アンジェラは「もう一度、今度は私たちも一緒に”砂に埋もれた町”でワイアットとやる。でもあなたはまだ準備が出来ていない。」とテディを刺し殺した。”砂に埋もれた町”の話を聞いた黒服の男は、「以前行った。迷路は振り出しに戻るわけか。」と言ったが、アンジェラは「あなた用の迷路じゃない」と男の頭を岩に打ち付けて気を失わせた。

男が翌朝目覚めると、首に縄を掛けられその縄が馬につながれていた。馬は走り出したが、男はテディに突き刺さっていたナイフを抜き取り、間一髪で縄を切った。そこへシャーロット・ヘイルがやってきて、男にテレサが情報を守ろうとして谷に落ちて亡くなったと伝えた。男はここには事故など存在しない、全体が見えていないなとヘイルに言った。ヘイルはフォードの退陣に賛成するように男に言ったが、男は奴のシナリオに興味はない、退陣させたければさせればよい、でももう邪魔するなと言って去って行った。

スタッブスは休暇中のはずのエルシーの信号が発見されたと報告を受け、園内に調べに行った。しかし、そこで管制室に連絡しようとしたが通信できず、”亡霊の国”に襲われてしまう。

ウィリアムはローガンに諭されて、つい夢中になったと言った。ローガンは彼の拘束を解き、俺たちは兄弟になるんだとウィリアムをハグした。しかし朝目覚めるとウィリアムは連合国軍の兵士を無残に皆殺ししていた。殺された兵士たちは腕や足がもがれていた。ウィリアムはローガンにドロレスを探しに行くから手伝えと言い、ナイフを首元に突き付け、ビリーと呼ぶなと脅した。ローガンはウィリアムを恐れたようだった。

バーナードとアーノルド

バーナードはメイヴが娘が殺された後、その記憶を消したのに自殺したことを思い出していた。その当時フォードは苦しみから逃れるために極端な行動に出たと説明したが、メイヴの変化のことを考えようとしたバーナードは不具合を起こしてしまった。フォードは探すべきでない答えを探そうとするとこうなると言った。

ドロレスは故郷である”砂に埋もれた町”に戻り教会の中へ入った。不安げな人々が座っていて、その中にアンジェラもいた。ドロレスは懺悔室に入ったが、そこはエレベーターになっていて地下の施設へ降りて行った。施設の廊下にはいたるところに廃棄されたホストが横たわっていた。

フォードは「アーノルドは知性や理性の発現には興味がなく、意識を生み出そうとしていた。アーノルドが作った認知機能ではホストはプログラムを内なる声だと思い、いずれ自力で意識を持つ。誤動作は多様だった。アーノルドと私は自分たちに模して君を作り、人間と同じ過ちを犯すようにした。」と語った。バーナードはアーノルドに会うために記憶を戻せとフォードに言ったが、フォードは不可能だ。お前を作ったのは私だと答えた。バーナードはウソだ、最初の記憶へ送り戻せと声を荒げた。

バーナードは記憶の中で「もう手放さなければ」と言いながらチャーリーを抱きしめた。次に目を開けたとき目の前にいたのはフォードだった。フォードは「やぁ、懐かしい友よ」とバーナードに声をかけ、その後彼に細かい動きを指導した。バーナードは自分が何者かを知りたがった。フォードは「完璧な機器であり、理想の相棒。私の手にピッタリの道具。共に偉大なことを成し遂げよう。ようやく君が戻ってきた。待ちわびたよ。」と写真を手渡した。そこに写っていたのは若いフォードとバーナードに瓜二つなアーノルドともう一人の男だった。

ドロレスは施設の中で若いフォードがアーノルドを探して話そうと言っているのを見ていた。ドロレスはさらに奥に進んでいき、診断室でバーナードと瓜二つなアーノルドに会っていた。アーノルドは助けて欲しいと言っているドロレスに力は貸せないと答えていた。アーノルドに力を貸せない理由を思い出せと言われたドロレスは「あなたは死んでいて記憶に過ぎない。私が殺したから。」と答えた。気が付くとドロレスは診断室に一人で座っていた。ドロレスは元の道をたどり教会へ戻った。そこには誰もいなかった。その時誰かが教会に入ってくる気配がした。ドロレスはウィリアムだと思ったが、それは黒服の男だった。

バーナードは「アーノルドの仕事を全うし、知覚を持つ全ホストを解放する」と言った。しかしフォードは「信用されるか?ひどいことをしたのに。ホストにとっての脅威は私ではなく君だ。」と返した。バーナードはフォードが自分の記憶を消そうとしていることが分かると、クレメンタインに彼を撃たせようとした。しかしホストにはバーナードの記憶にない時に、彼自身がバックドアを仕込んでいて、クレメンタインはフォードを撃たなかった。バーナードが「いつでも止められたのになぜ?」と聞くと、フォードは「自己認識と自由意思を与えられたらまた私の相棒になることを選ぶかと。だがもう終わりだ。」とバーナードに自殺するシナリオを口頭で与えた。

バーナードは「ロバート」とフォードを呼び止めたが、フォードは「言ったろバーナード。決して我々を信用するな。所詮人間だ。いつか必ず君らを失望させる。さらば友よ。」と言いその場を後にした。フォードが去った後にはバーナードが自分の頭を撃ちぬく銃声が響いた。


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