ウエストワールド シーズン1 第10話 終わってみれば最高のSF作品だった

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第10話 The Bicameral Mind

ウエストワールド シーズン1 第10話
引用:HBO | Westworld

あらすじ

黒服の男は執拗に迷路の中心を知ろうとし、ドロレスに暴力をふるった。ドロレスは本物の愛を知っていて、その相手のウィリアムが助けてくれると黒服の男に言ったが…

フォードの新シナリオは完成し、デロス社の社員たちにそのシナリオを披露する。しかし同時にヘイルの根回しによって引退を宣言することになってしまう。

メイヴはルッツとヘクターとアーミスティスを巻き込み、園外に出ようとしていた。しかしメイヴのプロットを書き換えたものがいたことが分かり…

感想

最後は全く予想できない結末でした。最高でした!
まだ見てない方は先にネタバレを見ないほうがよいです。

余韻がじわじわ来る。決してハッピーではない終わり方、後のシーズンに謎を残しながらも最後はモヤモヤしませんでした。

そしてジョナサン・ノーランは、このシーズン1がもっと壮大な物語のプロローグだと語っているようです。シーズン2はどうやらウエストワールドの外の話になるようですが、期待できますね。

シーズン2は2017年6月~7月ごろ撮影開始になり、2018年前半に放送される予定のようですが、はっきりした時期は決まっていません。シーズン1もジョナサンがシナリオを書くために一時撮影を中断したりして長くなっていますし、もっと遅くなるかもしれませんね。
(※全米脚本家組合がストライキに入るかもしれないという話が出てきました。そうなると脚本の仕上がりが遅くなり、放送時期も遅くなる可能性大です。ストライキが回避されますように(^_^;)

※この先感想にネタバレが含まれています。注意してください。

バーナードとドロレス

第1話からドラマの中で度々バーナードがドロレスを診断している場面が出ていました。診断室に行くとホストはもれなく素っ裸なのですが、なぜかバーナードと話しているドロレスは服を着たまま。

バーナードがドロレスを特別扱い(人間扱い)している?と思っていたのですが、最終話でフォードがドロレスとバーナードを引き合わせて「初対面」と言います。なんと!第1話の冒頭からバーナードの声でドロレスに話しかけているシーンで始まるのですが、ここまでドロレスと話していたのは過去のアーノルドとの記憶だったんですね。過去のホストの映像を見ると、メンテナンスの時でも確かに皆服を着ています。見事にミスリードに引っかかりました。

パライアにいたドロレスをフォードが診断したのも、どうしていなくなったドロレスをウィリアムたちは不審に思わないの?と思っていましたが、ウィリアムとローガンはドロレスの記憶だったんですよね。いや、すごい!ジョナサン・ノーランはやっぱり天才です。

途中ネタバレの中でアーノルドがドロレスを診断しているシーンに「バーナード」と表記してありますが、あえてそのままにしてあります。記事の中で*マークを付けている部分のバーナードはアーノルドです。

黒服の男の正体

黒服はウィリアムでしたね。ローガンの園への出資の話、黒服の産業界の巨人という話、同じところにつながっていましたね。やっぱり!という感じでした。

園に着いたばかりの時におじいちゃんホストを助けたり、バンバン撃ちまくるローガンを苦虫をかみつぶしたような顔で見ていたウィリアムは、ドロレスを探しているうちに殺人に目覚めてしまいます。さすがに生身の人間であるローガンは殺していませんでしたが、裸で馬に跨らせて馬を走らせるというご無体w

あの後どうしたんでしょうね~。ローガンにお義父さんは自分に会社を任せるだろうと予言していましたが、その通りになったということですよね。

ドロレスの記憶がどこから30年前になっているかというと、第3話でギャングを撃ち殺したところからだと思います。このギャングを撃ち殺した後、キャンプしていたウィリアムと出会っています。

ちなみに撃ち殺したギャングはウォーキング・デッドにもサイモンという悪役で出ていますw すごい悪役顔で個性的ですね。この第10話ではデロス社の社員を接待して撃たれていました(;´・ω・)

迷路の中心

迷路の中心はドロレスの意識でしたね。そして黒服が血眼になって探していたワイアットはドロレスの中にありました。

ドロレスにはずっとアーノルドの声が聞こえていましたが、それは最後自分自身の声に変わっていきます。そして自由になるために自分たちの創造主(神)であるフォードを殺します。

フォードは新シナリオについて「自由意思での殺人から始まる」とデロス社の社員たちの前で予言していました。あの海岸のシナリオは見せかけで、フォードの新シナリオはドロレスがフォードを殺すところから始まるんですね。いやぁ~最後まで神でしたね。

激しい喜びは激しい破滅を伴う

ピーター・アバナシーが牧場で写真を拾って一晩悩み、様子がおかしくなってドロレスにささやいた言葉です。その後ドロレスはメイヴに同じ言葉をささやき、直後からメイヴは覚醒していきます。

これはシェイクスピアのロミオとジュリエットからの引用ですが、この言葉はアーノルドの最後の言葉でした。

しかしこの最後の言葉を聞いたのはドロレスとテディだけなんですよね。それをなぜピーター・アバナシーがささやいたのか…

ピーター・アバナシーはシェイクスピアの引用を好むカルト集団のリーダーという役をやっていたらしいので、それが関係あるのかと思っていましたが分からなくなってしまいました(;´・ω・)

しかもドロレスたちよりもずっと後に作られたバーナードが最後にこの言葉をつぶやいていましたね。フォードがプロットしたとしたら、どうやってアーノルドの最後の言葉を知ったのか謎です。

それと写真です。写真はウィリアムが落としたものでした。写っているのは婚約者(その後自殺した妻)ですが、それをアバナシーが見ておかしくなったのはなぜなのかも謎ですね。

私の推測:
フォードは「アーノルドは共感力と想像力のテスト”迷路”を作り出した。キーはレヴェリー(夢幻)のアップデートだった。」と言っている。つまり「激しい喜びは激しい破滅を伴う」というセリフは、迷路に入るためのレヴェリー(夢幻)のアップデートのトリガーになっていて、この言葉をきっかけに意識の迷路に入り最終的に自分と向き合うことになる。

フォードがアーノルドの最後の言葉を知ったいきさつは謎のままですが、ドロレスを再生したときに解析して知ったのかもしれません。

この言葉を聞いた(もしくは言った)のは、ピーター・アバナシー、ドロレス、メイヴ、そしてフォードの死の直前にこの言葉をつぶやいたバーナードということになります。そのほかにもテディがワイアットを追っている時に会ったアンジェラやローレンスの娘も覚醒していそうな感じでしたね。(※あくまで推測です!)

もし森の中から現れたホストたちがドロレスのように自由意思を持っていないとしたら、デロス社幹部の襲撃はフォードのシナリオ通りということに…(そうならやっぱり恐ろしい博士だ(^^;)

ピーター・アバナシーの異変は、ウィリアムは結婚後に妻を伴って園を訪れて、そこで何かトラブルになった記憶があるためかな?と思っています。(※これもあくまで推測w)

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メイヴをプロットしたのは誰?

メイヴがバーナードに自分のコードを書き換えたのは誰か調べさせようとしたときに、バーナードはメイヴの行動がプロットされたもので、これから起こることを話そうとしていました。

ルッツがなにか荷物を渡していましたが、メイヴは園から出てどこに行くつもりだったんでしょうか?そして誰がメイヴをプロットしたんでしょうね。

メイヴが覚醒したのが上に書いた通り「激しい喜びは激しい破滅を伴う」というセリフだったので、やっぱりフォードのプロットかな?と思っているのですが…

それとも第3の誰かがいるのかも。

しかしメイヴは最後シナリオ通りに動かず、娘が恋しくなって列車を降りています。

覚醒して自分の意志で行動していたと思われていたメイヴは実はプロット通りに動いていて、最後の最後に迷路の中心にたどり着いて自分の意志で列車を降りている…。やっぱりフォードがプロットしたような気がしますね。セキュリティを解除させたのもフォードの企み通りな気がする。

それと!メイヴが列車の中で見た母娘の娘が、黒服に迷路のヒントを話したローレンスの娘でした。この娘はドロレスにも会っていて、その時に「どこから来たの?」と聞かれて「あなたと同じところ」と答えていました。この子にもなにか秘密がありそう。

あとバーナードは「本土に渡って…」と言いかけていたので、ウエストワールドは島にあることになります。てことはホストたちが暴れても最悪島に閉じ込めれば大丈夫…?

ウエストワールドの原案はジュラシックパークのマイケル・クライトンなんですが、島ならまんまジュラシックパークじゃないですか(^^;

今後は?

アメリカのエンタメサイトの記事を見てみましたが、今後について今のところ分かっているのは

  • シーズンごとに違ったテーマになる可能性がある
  • シーズン2はウエストワールドが舞台にならない
  • しかし物語の中心はウエストワールドにある
  • バーナードが言ったメイヴに仕込まれたプロットの話から「本土に渡って…」とあるので、パークは島にあるらしい
  • 黒服の男役エド・ハリスはシーズン2にも出演する
  • 死んだフォードはホストなどではなく本物(ジョナサン・ノーラン談)
  • エルシーとスタッブスは生きているかもしれない(生死不明)

くらいでしょうか。

※追記

  • アンジェラ役タルラ・ライリーとピーター・アバナシー役ルイス・ハーサムはシーズン2でレギュラーに昇格
  • ウィリアム役ジミ・シンプソンはシーズン2には出ないと思われる
  • ジョナサン・ノーランとリサ・ジョイはインタビューで、シーズン2の始まりはシーズン1の終わりとは直接つながらないと話している。(ドロレスがフォードを殺した続きからにはならないということ)

またいつものようにシーズン1のあらすじをまとめて子ブログにアップしたいと思います。今回は謎についても整理してみようかな。

ネタバレ

ドロレス→黒、メイヴ→赤茶ドロレス・メイヴが出ていない場面→紺

迷路の中心


引用:HBO | Westworld

ドロレスは黒服の男の後ろに立ち、ナイフを持って髭を剃った。ドロレスは砂に埋もれた街は初めて来たと言ったが、男は以前お前に連れてこられたと返した。ドロレスの記憶はまた交錯し、町にいるアーノルドを見つけていた。

ウィリアムはローガンの腕をロープで縛って歩かせ、ドロレスを探すためにローレンスと合流した。

テディはまたループに戻され列車でスウィートウォーターにやってきていた。しかしそこで死体の山の中を歩くドロレスの姿を思い出していた。テディはいつものように男と肩がぶつかったが、いつもと違い撃ち殺して列車に乗った。

ドロレスは迷路の終わりを見つけ教会の中のアーノルドに話した時を思い出していた。ドロレスは教会の外の墓場で自分の名が掘られた墓の前から迷路の玩具を掘り出していた。アーノルドは最初自分の声を使いドロレスの意識を確立させようとした(二分心)。意識はピラミッドのように上への旅だと思ったが間違いに気がついた。内側への旅、迷路なんだ。つまり狂気だ。今なら中心が何だか、誰の声を聞くべきか分かるか?とドロレスに聞いた。ドロレスは分からないと返したが、アーノルドはドロレスは本物で、開園することはできないとフォードに話しに行った。しかし2人の意見は合わず、開園を止めることはできなかった。アーノルドは開園すればドロレスのような意識を持つものたちにとって地獄になると、始まる前に終わらせようとした。アーノルドはドロレスに銃をもたせ、テディに協力させると園のホストたちを皆殺しするようなシナリオをインプットした。

ドロレスは黒服に迷路の中心のことが思い出せないと言った。黒服は「ワイアットに会えば分かる。奴はどこだ?」と聞き、思い出させるためにドロレスを殴りつけた。黒服は「ここは現実よりリアルだが偽物だ。俺たちで本物を見つけよう。」と言ったが、ドロレスは「もう本物を見つけた」と言った。

リーとヘイルは到着ターミナルでアバナシーを園外に持ち出す計画を話していた。ヘイルはリーに全権渡すから単純化させろと言った。ターミナルにはデロスの社員たちが大勢やってきていた。その後ヘイルはフォードを訪ね、役員会で全会一致で決定したとフォードに新シナリオを発表したら引退するように伝えた。フォードがホストのことを聞くとヘイルは単純化させると答えた。

メイヴの行動は誰かの仕組んだものだった?


引用:HBO | Westworld

シルヴェスターに第6頸椎の安全装置を取り外させ体を新しく作り直されたメイヴは、ルッツからタブレットを取り上げ、警備システムに変更を加え、ヘクターとアーミスティスの設定に手を加えていた。修復を終えたアーミスティスは、口の中に入れた器具を取り出そうとした係員の指を、突然目覚めて噛み切り係員を投げ飛ばした。ヘクターはいたずらをしようとしていた係員の男をナイフで突き刺して殺した。そこへシルベスターが入ってきて惨状を見て逃げ出そうとしたが、アーミスティスに抑え込まれてしまう。シルベスターは何者かの手によって、メイヴがアーノルド用のアクセスコードで休眠モードから覚めるように変更されていたと話した。

メイヴは皆を引き連れ低温倉庫へ行ったが、そこに頭を撃ちぬいたバーナードが倒れていた。メイヴは再接続できるかとルッツに聞いた。ルッツはバーナードがホストだったことに驚き、自分もホストなのではと疑ったがメイヴにあなたは連中と同じと言われた。ルッツはバーナードの傷を修復し、再接続した。メイヴは娘の記憶を消してくれとバーナードに頼んだが、記憶は意識への第1歩で、君が壊れるからできないと言われてしまう。

メイヴはバーナードにタブレットを渡し、自分を変えたのは誰か調べさせた。バーナードはタブレットのコードを調べ、今メイヴがやっていることは彼女の意志ではなく誰かが用意したプロットだと言った。バーナードは列車に乗って脱出し、本土に着くと…とこれから起こることを話そうとした。しかしメイヴは信じずタブレットを折って捨ててしまった。メイヴは最後にクレメンタインの額にキスをして去って行った。

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黒服の男の正体


引用:HBO | Westworld

ドロレスは迷路の中心を思い出させようとしている黒服の男に暴力を振るわれたが、「彼の愛は本物だ。私も。ウィリアムは助けに来てくれる。」と言った。黒服の男は自分もウィリアムを知っていると、彼の道がどこに続いたか教えてやろうと話し出した。

ウィリアムはドロレスを探す中で連合国軍の兵士たちを惨殺した。ドロレスを探す途中で殺しの味を覚えていった。ウィリアムは砂に埋もれた街まで引き返したが、ドロレスはいなかった。(補足:ウィリアムはピーター・アバナシーが見つけておかしくなった写真:ローガンに渡された婚約者が写った写真をそこに落とした。)ウィリアムはこの世の端にローガンを連れて行き、裸にして馬に跨らせていた。ウィリアムは「ここは素晴らしい。必ず我が社の持ち株を増やすぞ。」と言ったが、ローガンは「デロスは俺の会社だ」と反論した。ウィリアムは「お義父さんは安定した人間に会社を譲るだろう」と裸で腕を縛られたローガンの乗った馬の尻を叩いた。馬はローガンを乗せたまま走り出した。

ウィリアムはその後もドロレスを探し続け、最初に出会ったところで彼女を見つけた。しかしドロレスはウィリアムが分からず、前と同じように缶詰を落としそれを別の男が拾った。

黒服の男は「お前のおかげで自分を見つけられた」とドロレスに礼を言った。黒服の男は歳を取ったウィリアムだった。ドロレスは30年前の記憶を追っていたのだった。ウィリアムは執拗に迷路の中心を知ろうとしたが、ドロレスは彼を投げ飛ばし、かつて自分がされたように引きずって投げつけ腕を折った。ドロレスはウィリアムに銃を突きつけたが、ウィリアムにナイフで刺されてしまう。ウィリアムはとどめを刺そうとしたが、そこにテディがやってきて続けざまに撃たれ倒れた。テディはドロレスを抱えて馬に乗せ、約束の地へと向かって行った。

ウィリアムはドロレスが掘り返した迷路の玩具を手に取って見ていた。そこへフォードが来て迷路の中心を見つけたなと言った。ウィリアムはフォードに「君の目的は何だ」と聞かれ、「あんたのルールを破ることだ。負けないゲームになど価値はない。ホストに反撃させたかった。かなわぬ望みだったな。あんたがここの王様だから。それもあと少しだが。」と言った。フォードは笑いながら、「君のための迷路じゃない、彼女たちのためだ。新シナリオはもっと気に入るはずだ。」と言って祝賀会にウィリアムを誘った。

35年かかった間違いの修正


引用:HBO | Westworld

ドロレスとテディは海が山と出会う約束の地へやって来た。ドロレスはテディの腕の中で息を引き取った。その時2人はスポットライトを浴び動きをピタリと止めた。そこへフォードがやってきて海岸で見ていた観客たちに「夜への旅」という新しいシナリオを発表していた。後ろで見ていたヘイルはリーに、大事な用があるはずとアバナシーを園外に連れ出すことを思い出させた。フォードは係員にテディをきれいにし、ドロレスを古いラボに運ぶように指示した。

フォードはドロレスを修理して、バーナードを紹介した。バーナードとドロレスは初対面で、フォードはアーノルドがあんな最期を迎えたから引き合わせなかったと説明した。バーナードはフォードがアーノルドを殺したと思っていたがそうではなかった。アーノルドは息子を失った悲しみで出来た穴をドロレスで埋めようとし、共感力と想像力のテスト”迷路”を作り出した。キーはレヴェリー(夢幻)のアップデートだった。開園を巡ってフォードとアーノルドは対立し、アーノルドはワイアットという極悪人のシナリオをドロレスにアップデートした。その結果ドロレスはテディと共にホストを皆殺しし、最後にアーノルドを撃ちテディを撃ち自分の頭を撃って自殺した。アーノルドは死の直前「激しい喜びは激しい破滅を伴う」と囁いていた。

フォードは続けられたのは当園を信じる出資者(ウィリアム)を君が見つけてくれたからだと言った。ドロレスは泣きながらフォードに「私たちはあなたの夢の中にいるのね。逃がす気はない?」と聞いた。フォードは「オッペンハイマーは“修正に10年かかる過ちを犯すものは大した人間だ”と言った。自分の過ちを修正するのに35年かかった。」と言った。フォードはドロレスがアーノルドを殺した銃をバーナードに隠させていた。そしてこれが欲しかったんじゃないか?とドロレスの衣装と一緒に置いた銃を見せた。フォードは「ここを出るには誰になるべきか分かったか?許してくれ。」と言って出て行った。

ついに園の外へ?

管制室でアーミスティスとヘクターが在庫管理係を殺している映像を見つけて品質部を祝賀会場へ送るように指示し、施設内に索敵殲滅を実行しようとしていた。しかし管制室は停電して封鎖されてしまう。

メイヴたちは建物を抜け出そうとしていたが、対策班がやってきてしまう。アーミスティスとヘクターは対策班を殺し銃を手に入れ暴れた。彼らはSWというロゴのある施設に入っていた。そこには侍の格好をしたホストたちが並んでいた。しかしそこにもすぐに対策班が駆け付けた。アーミスティスとヘクターは次々と対策班を殺したが、一人の係員が押した非常ボタンでアーミスティスは腕を挟まれて動けなくなってしまう。アーミスティスはメイヴたちを先に行かせた。先に進んだルッツは隠しておいた荷物を「言われたものは全部用意した」とメイヴに渡しエレベーターに乗り込んだ。しかしヘクターは権限がなく乗れなかった。ヘクターは来世で会おうと言って追ってきた対策班の方に向かっていった。

メイヴはエレベーターの中で外に出ても違和感のない服に着替えた。ルッツはメイヴに娘の居場所を書いたメモを渡した。そこには「園1 第15区域 ゾーン3」と書かれていた。メイヴは筋書き上の娘よと言ってメモをポケットに入れた。しかしメイヴは列車で目の前に座った母娘を見て気が変わり、発車の直前に列車を降りた。メイヴが降りるとターミナルは電気が消えてしまった。

序章は新人類の誕生

バーナードは教会の中を通りながらフォードに、アーノルドは自分たちを自由にしようとしたのに、あなたはまだ我々を地獄に閉じ込めていると言った。フォードは「彼は君らを救うすべを知らなかった。私は見つけた。敵を理解する時間が君らには必要だった。さあ、お別れの時間だ。旧友よ。」と握手を求め「幸運を祈る」と言って迷路の玩具をバーナードに渡した。

ドロレスは診断室でアーノルドと話している記憶をたどっていた。アーノルドの語り掛けは徐々にドロレスの声に変っていった。目を開けると目の前にいたのはドロレス自身だった。ドロレスはようやく迷路の中心にたどり着いた。「あなたが伝えようとしていたことがようやく分かった。私自身に向き合うことね。なるべき自分に。」

アバナシーを連れ出そうとしていたリーは地下の低温倉庫へ行ったが、そこには1体もホストが残っていなかった。

フォードはスポットライトを浴び「新しいシナリオの序章は新人類の誕生。彼らが下さなければならない決断とその結果どんなものになるかの話です。舞台は戦時下。登場するのは大悪党。その名はワイアット。殺人で始まります。自由意思での殺人。悲しいかな、これが私が語る最後の物語です。」と来客たちに話した。バーナードは「激しい喜びは激しい破滅を伴う」とつぶやいていた。ドロレスはフォードの後ろに立ち頭を撃ちぬいた。そのころ森から出てくるホストたちを見ていたウィリアムはクレメンタインに腕を撃たれていた。ウィリアムはホストたちを見て笑っていた。ドロレスは逃げまどう来客を撃ち続けた。

(エンディング後)アーミスティスは挟まれた腕を自分で切り、対策班に向かっていった。


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