ナイト・マネジャー トム・ヒドルストン主演のスパイドラマ あらすじと感想

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ナイト・マネジャーからトム・ヒドルストン、ヒュー・ローリー、オリビア・コールマンがゴールデン・グローブ賞を獲得しました。

ナイト・マネジャー (The Night Manager)

ナイト・マネジャー
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「ナイト・マネジャー」は英国文学界の重鎮ジョン・ル・カレ原作の、世界中で賞賛された同名小説を基にしたドラマ。主人公ジョナサン・パインが悪名高い武器ディーラー、リチャード・ローパーとの男の戦いを追ったスリリングなサスペンスである。「世界一の悪党」と言われるローパーは、パインの愛したソフィーの死を招いた人物でもあった。 パインはスパイとして起用され、身分を変えて、ローパーの想像を超えた冨と権力に満ちた闇の世界へと踏み込む。彼の使命とは、ローパーに正義の鉄槌を下すこと。しかし英国情報部の内部紛争によりその任務は、より困難を極め、彼の命までもが危険にさらされる。(Amazonプライム・ビデオ ナイト・マネジャー より引用)

ざっくりと紹介(ネタバレなし)

ジョン・ル・カレ原作のスパイ小説を、ザ・インク・ファクトリーとBBCとAMCが共同制作でドラマ化したものです。デンマーク出身の女性監督スサンネ・ビアがメガホンを取り、アベンジャーズやマイティ・ソーのスーパー・ヴィラン ロキのトム・ヒドルストンがスパイ役、Dr.Houseのヒュー・ローリーが世界一の悪者と称される武器商人を演じています。原作は日本ではハヤカワ・ノベルズから上下巻で刊行されています。

限定シリーズで続編はないらしく、続きはまた来年~とヤキモキすることなく最後まで見られます。面白かったので、こういうシリーズまた作って欲しい!

制作会社に名を連ねている「ザ・インク・ファクトリー」は聞いたことがなかったのですが、ジョン・ル・カレの作品を映像化している会社のようです。全然知らないので想像ですが、ル・カレの作品の権利を持っているのかもしれませんね。

日本ではAmazonが配信権を獲得し、英米で6話で配信されていたものを8話に再編集して配信され、配信開始直後プライム・ビデオのサイトの一番上に大きく表示されていました。エミー賞にも多数ノミネートされていて注目の作品です。

ちなみにトムは今回ドラマの中でお尻を見せていて「おしり・オブ・ザ・イヤー」にも輝いているそうで、個人的にはこっちの方が気になりました(笑)

トム・ヒドルストン「おしり・オブ・ザ・イヤー」に – シネマ・トゥディ

アメリカではお尻シーンはカットで放送されたそうで、トムヒが僕のお尻は危険じゃないとコメントしたらしいw ちなみに現在公開中の映画ハイ・ライズではトムヒの全裸シーンがあります(*ノωノ)

AMCのサイトでは、ドラマのロケーションがVRで360度楽しめます。他のAMCのドラマでも同じようなサービスがあるのですが(例えばウォーキング・デッドだとアレクサンドリアの360度ロケーションとか)、ドラマの世界にどっぷり浸れておススメです。VRメガネを使うとより臨場感が楽しめますよ。

イギリス BBC:BBC One – The Night Manager
アメリカ AMC:The Night Manager – AMC
ザ・インク・ファクトリー:The Ink Factory (The Night Manager)

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登場人物

※登場人物の画像出典は全て The Night Manager – AMC

ジョナサン・パイン (トム・ヒドルストン
ジョナサン・パインエジプトの首都カイロのネフェルティティ・ホテルの夜間支配人(ナイト・マネージャー)を務めている。元兵士でイラクに派兵されていて、軍を退役してからは各地のホテルで働いていた。

リチャード・ローパー(ヒュー・ローリー
リチャード・ローパー世界一の悪人と称される武器商人。表向きは難民キャンプの人道支援などを行っている。非合法な方法で武器の売買をやっているが、全く証拠を残さず執行機関も捕まえることができない。

アンジェラ・バー(オリビア・コールマン ファンサイト
アンジェラ・バー元M.I.6の諜報員でイギリスの国際執行機関(IEA)の責任者。教師の夫がいてもうすぐ出産予定だが、ローパーを捕まえることに執念を持っている。

ジェド・マーシャル(エリザベス・デビッキ ファンサイト
the-night-manager-jed-debicki-800x600ローパーの若くて美しい愛人。ローパーの息子ダニーもジェドに非常に懐いている。

メイジャー・ランス・コーコラン(トム・ホランダー ファンサイト
the-night-manager-corcoran-hollander-800x600長年ローパーの右腕を務めていて、ローパーの信頼を得ている。疑り深い性格で、ジョナサン・パインに疑惑の目を向けていた。同性愛者。

ジョエル・ステッドマン(デヴィッド・ヘアウッド
the-night-manager-104-steadman-harewood-935x658アメリカの執行機関のエージェントで、ローパーを捕まえるためのリンペット作戦でイギリスに渡り、アンジェラ・バーの手助けをしている。

レックス・メイヒュー(ダグラス・ホッジ
ホワイトホール(地名:イギリス政府の機関が数多くある)の外務省官僚で、執行機関を取り仕切っていて、アンジェラ・バーのいる国際執行機関もメイヒューの管轄になっている。

サンディ・ラングボーン(アリステア・ペトリー
ローパーの側近の1人で、ローパーとは家族ぐるみの付き合い。妻はキャロライン・ラングボーン。

ファン・アポーストル(アントニオ・デ・ラ・トーレ
スペインの弁護士で、ローパーの取引全般に関わっている。

ジェフリー・ドロムグール(トビアス・メンジーズ
イギリスの諜報機関(M.I.6)の諜報部長。リンペット作戦に否定的で、情報を自分に渡すように迫っている。

ソフィー・アラカン(オーレ・アッティカ
カイロの有力者フレディ・ハミドの愛人で、ジョナサン・パインが働いているネフェルティティ・ホテルのハトシェプスト・スイートに滞在している美しい女性。

ネタバレ

この項目の画像引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

第1話 美しい客

第1話 美しい客
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

リチャード・ローパーは表向きでは難民キャンプなど人道支援に熱心だったが、裏では武器の闇取引で莫大な利益を得る悪人だった。

“アラブの春”の中のエジプト・カイロの町は、30年に及んだムバラク政権に終止符を打ち民主化への第1歩を踏み出そうとしていた。

カイロのネフェルティティ・ホテルで夜間支配人(ナイト・マネージャー)を務めていたジョナサン・パインは、ハトシェプスト・スイートに滞在していた町の有力者フレディ・ハミドの愛人ソフィー・アレカンという美しい女性客から、ローパーとハミドが関わっている民主化をつぶせるほどの武器の闇取引に関する資料を預かる。以前軍にいたジョナサンはつてを使い資料を軍関係者に渡したが、ローパーに情報が洩れて取引が中止になり、ソフィーを探し回るハミドから助けるため彼女を郊外へ逃がした。

ジョナサンはソフィー(本名はサミラだった)と愛し合いイギリスへ亡命させようとしたが、ハミドがイギリスに多額の投資をしていたためうまくいかず、ホテルに戻ってきた彼女は殺されてしまう。ジョナサンは警察にフレディ・ハミドと関係のある客だったと話したが、警察はそれを聞いた途端に押し込み強盗の仕業だと結論付けてしまった。

4年後、ジョナサンはカイロのホテルを退職し、マッターホルンを臨むスイス・ツェルマットの雪深い山の中のホテルでナイト・マネージャーを務めていた。そこへローパーが宿泊客として訪れる。

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第2話 世界一の悪党

第2話 世界一の悪党
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

ツェルマットのホテルに勤めていたジョナサンは、宿泊客として訪れていたローパーの荷物やごみからSIMカードの番号と使い捨てられたカードを集め、ソフィーが殺される前に保護すると連絡してきた国際執行機関(IEA)のアンジェラ・バーを呼び出して渡した。

アンジェラはジョナサンの父が軍でスパイ活動をしていた経歴まで調べつくしていて、ローパーの元に入り込み彼を捕まえてほしいと頼んだ。それは悪人になり切り平穏を捨てなければならない大変なものだったが、ジョナサンは引き受けた。

ジョナサンはローパーの仲間になるためにホテルの金庫から大金を盗んだり麻薬の売人を装って乱暴をしたりわざと目立つような悪事を働き、借りていたコテージで殺人があったように偽装して”トマス・クィンス”という偽名を使ってパスポートを手に入れ姿を消した。

第3話 華麗な王国

第3話 華麗な王国
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

ローパーは取り巻きと一緒に行きつけのレストランで会食していたが、そこへ2人組の男が押し入りローパーの息子ダニーを盾に取り金品を要求された。
ジョナサンは偽名を使いそのレストランの副料理長として雇われていた。2人組は実はジョナサンをローパーの元へ送り込む手助けをしていた諜報員だったが、ダニーだけを連れ出したところでジョナサンは逃がす演技で行き過ぎた暴力を振るい、諜報員を本気で怒らせて大怪我を負った。

ジョナサンは諜報員たちが逃げた後やってきたローパーたちが、警察を呼ぼうとしたのを(逃亡中のため)止めた。スイスのホテルで会っていたローパーはジョナサンに気が付き、うちで雇うと連れ帰って医者に診せた。

ジョナサンはローパーの取り巻きに犯罪歴(全て作戦のために作られたもの)を含めて洗いざらい調べられるが、コーコラン少佐にカイロのホテルにいた空白の期間を突き止められてしまう。ジョナサンはローパーに頼んでダニーを連れて遊びに行くふりをしてアンジェラたちに接触しようとしたが、パーティーでの騒ぎ以来ダニーには常に護衛が付いていてうまくいかなかった。ジョナサンはダニーにパーティーのことで相談しているフリをして、近くにいたアンジェラにコーコラン少佐に疑われていてカイロにいたことまで調べられそうなことを伝えた。

第4話 不協和音

第4話 不協和音
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

ローパーの弁護士ファン・アポーストルの娘エレナは、誕生日パーティの最中首を吊って自殺してしまう。アポーストルは自分が武器売買の闇取引に関わっているためにエレナが自殺したと後悔し、匿名で取引を告発しようとしていた。アンジェラはアポーストルの動きを察知して近づき、コーコランをローパーの側近から引きずり降ろすように協力を求めた。アポーストルはローパー邸のパーティーで、コーコランが酒癖が悪く秘密が守れないことを取引相手がよく思っていないと進言し、ローパーの側近から外させた。

ジョナサンはローパーの息子ダニーや取り巻きの妻など、徐々に内部の人間関係に入り込んでいた。彼は皆が出払っている隙にローパーとジェッドの寝室に入り込み、ジェッドの息子の写真と秘密の書斎に隠してあった取引書類の撮影に成功したが、戻ってきたジェドと鉢合わせになってしまう。しかし、ジョナサンはジェドがローパーの動きを探っていることに気が付いたと話し、ジェドは自分を探しに来たコーコランからジョナサンを隠した。

ローパーはモナコでM.I.6の諜報員に会い、アポーストルとの関係がバレたと聞く。一方でジョナサンは取引書類の写真をアンジェラたちに送り、アンジェラたちはそこでM.I.6のヘイローというコードネームの諜報員がローパーと裏でつながっていることを知る。

ジョナサンはモナコから戻ってきたローパーに「アンドリュー・バーチ」という新しい偽名とパスポートを与えられる。そして会社をやると言われ、アンドリュー・バーチとしてトレードパス社の「コーコランの仕事を継承する」と書いた書類にサインをする。

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第5話 アンドリュー・バーチ

第5話 アンドリュー・バーチ
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

ローパーはコーコランを側近から外し、”アンドリュー・バーチ”ことジョナサンを側近に加え取引に同行させた。ジョナサンはローパーの期待通りそつなくアンドリュー・バーチを演じた。一方でコーコランはジョナサンとジェドの仲を疑ってレストランで2人のことをほのめかすような言動をし、側近を外された苛立ちから騒動を起こした。ジョナサンがその場をうまく収めたが、コーコランはローパーに「目の前の手りゅう弾が見えない盲目の男」と揶揄して去っていった。ジョナサンとジェドは、その後も危険だと知りつつ惹かれ合い関係を深めていった。

アンジェラはアポーストルにもう一度だけだと協力を依頼し、M.I.6のハリーを呼び出して書類に書いてあった相談役のコードネーム”ヘイロー”はM.I.6のドロムグール、”フィリックス”はロンドンのC.I.Aだと聞き出す。アンジェラの上司でもある外務省のメイヒューは、自転車に乗っている時正体不明のバンに幅寄せされ脅される。怒ったメイヒューは逆にIEAの予算と人手を増やし、自ら調査に加わった。しかし外務省の事務次官にアンジェラの交代要求を出され焦ったメイヒューは、事務次官に証拠を見せてしまう。アンジェラはクビを免れたが、その後協力者のアポーストルが行方不明になってしまう。

ローパーたちは商談にアポーストルの代わりにトルコ人の弁護士を雇った。代わりの弁護士は最初契約書を読んでいないとサインを渋ったが、ここでもジョナサンは優れた手腕を見せうまく取引をまとめた。

第6話 血と鋼の王国

第6話 血と鋼の王国
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

アンジェラはジョナサンとジェドが肉体関係を持ったことを知って、ジョナサンを迎えに行かせたエージェントとすぐに撤収するように命じた。しかしジョナサンは今自分が手を引けばローパーを捕まえることができないと拒否して、滞在中のホテルからローバーと共に姿を消した。

ローパーは政府の関係者からの情報でアンジェラに取引の証拠が渡ったことを知り、自分に近い誰かが裏切っていると疑い始めた。
ローパーたち武器取引の一行はプライベートジェットでトルコのカシムリに降り立ち、難民キャンプで人道支援をしてシリア国境近くの”安息の地”と呼ばれる場所へ向かった。ローパーの難民支援は隠れ蓑で、”安息の地”へ向かうために怪しまれないようにするためだった。ローパーはジョナサンにデモンストレーションの説明をさせ、遠隔操作させた車・戦車・戦闘機を攻撃し、最後には住民を移動させた後の難民キャンプをナパーム弾で焼き払った。商談は成功だった。デモンストレーションの後、ローパーはキャンプにジェドとコーコランを呼び寄せ、彼が裏切りを疑う身内がキャンプにそろうことになる。

アンジェラの組織は真相に迫りつつあったが、協力者のアポーストルは自宅で惨殺され、メイヒューは移動させられ、ステッドマンはアメリカ政府から帰国するように命じられて作戦の予算も回収されてしまう。アンジェラは孤立無援の状態になったうえ、自宅にやってきたM.I.6のドロムグールから邪魔はするなと脅される。

第7話 安息の地

第7話 安息の地
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

ジョナサンは危険を冒してキャンプの外に出て、タクシー運転手にカイロのIEA職員に武器取引に関するメモを渡すように依頼した。しかしその現場をコーコランに見られていて、ジョナサンは彼と取っ組み合いになって殺してしまう。ジョナサンは自分のやったスパイ活動を、そのままコーコランのせいにした。その間ナパーム弾を落とした難民キャンプから逃げ遅れた老人が死んだことを抗議に来た難民が、幼い息子ごと殺されてしまう。ジョナサンはその愛想のよい表情とは裏腹に、ローパーに対する嫌悪を深めていった。

ジョナサンからのメモでキャンプから武器を運び出すことを知ったアンジェラは、ワシントンに戻ったステッドマンに連絡し、アメリカ軍が国境付近で武器を輸送するトレードパス社の積荷を検査する手はずを整えた。しかしローパーの方が一枚上手で、運ばれていたのは本物の農業器具だった。アンジェラは失脚し、IEAは解体されることになる。その上、アンジェラの自宅は強盗を装った暴漢に襲われ、夫が怪我を負ってしまう。

ローパーたちはフレディ・ハミドとの取引のためにカイロのホテルを訪れる。そこはジョナサンがかつてナイト・マネージャーを務めていてソフィーが殺されたホテルだった。ローパーはハミドと武器取引のための会合を開き、商談が成立する。ジョナサンはアンジェラに電話をかけ、彼女にしか分からないような会話でローパーたちがネフェルティティ・ホテルにいることを伝えた。その一方でジェドに取引の資料を手に入れる方法を探るよう話した。

アンジェラとステッドマンはネフェルティティ・ホテルのジョナサンに秘密裏に会いに行った。2人は後ろ盾を失っていて、ジョナサンにも手を引くように勧める。しかしジョナサンはもう少しだと2人に協力を申し込み、2人も承諾した。

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第8話 ナイルの夜明け

第8話 ナイルの夜明け
引用:The Night Manager Episode Photos – AMC

ジョナサンはカジノでフレディ・ハミドの酒に薬物を混ぜ、悪酔いしたハミドを彼の別宅へ送って行った。誰もいないことを確認したジョナサンは、ハミドからローパーが部下に命じてソフィーを殺させたと聞き出した後、彼を気絶させてプールに沈めて溺死させた。一方アンジェラはローパーの部屋に忍び込み、ジョナサンがジェドから聞き出した暗証番号を使って金庫から武器の”所有権証明書”を盗み出した。

翌朝ジェドが所有権証明書を金庫に返そうとしたが、ローパーに企みがバレていて見つかってしまう。ローパーは誰が黒幕か気が付いていながら護衛にジェドを拷問させた。

ローパーは素知らぬ顔でジョナサンを取引に連れ出し、その場で部下に取り押さえさせて仲間を吐かせようとした。ローパーはジョナサンにジェドが拷問されて傷ついている写真を見せ、無事取引をすれば彼女を殺さないと言った。しかし、ジョナサンは口座に振り込まれた3億ドルを確認するのに携帯で生体認証をするふりをして、武器を積んだトラックを爆発させた。爆弾はナイト・マネージャー時代の親友ユセフの兄(テロリスト?)にジョナサンが依頼して前日設置させたものだった。その上ジョナサンは口座の資金を前もって送金するように手続きしていて、口座には顧客に返す金が残っていなかった。怒ったローパーは金を返せと迫る顧客に、あれをやったのはお前と同じアラブのドブネズミだと罵り、ジョナサンを殺そうとした。しかし、ジョナサンはジェドを無事に返せば金は返すと取引し、ローパーは殺すのをやめた。

ローパーはジョナサンを連れホテルの部屋に戻ったが、そこで待っていたのはジェドではなくアンジェラ・バーだった。ローパーはM.I.6の”ヘイロー”に連絡してアンジェラを排除しようとしたが、”ヘイロー”ことドロムグールはアンジェラの部下に証拠を突き付けられ脅されていて知らぬ顔をした。ローパーはステッドマンが手配したエジプトの警察に殺人の共同謀議の罪で逮捕されたが、警察車両に乗せられた途端ドブネズミだと罵られて怒った武器取引の顧客が車両を乗っ取った。ローパーはあまりの事態に暴れたが、なすすべなく連れて行かれた。

その夜ジョナサンはジェドと愛し合い、翌朝息子を迎えに行くジェドを送り出して、会いに行くと約束していた。

感想

ロキのスーパー・ヴィランのイメージが強いトム・ヒドルストンですが、今回は日の当たらない正義の味方の役でした。

ロキは北欧神話の神様(というか宇宙人なんですが…)なので肌の露出のない古典的な衣装なのですが、今回のジョナサンは脱ぐわ絡むわお尻見せるわ、ロキとは大分イメージ違うしこんなスタイルのいい人だったっけ!?と見直しました。刈り上げヘアも似合っていましたね。

一方の”世界一の悪者”リチャード・ローパー役のヒュー・ローリーですが、あの大きい目でギロッとにらみ、全てお見通しな感じは本当怖くてドキドキしました。
リチャード・ローパーは自分は手を汚さず側近に殺人をさせ、生物兵器で苦しむ人を見て武器売買を思いつき、彼が売った武器で結果的に増えた難民を隠れ蓑にし、恋人を容赦なく拷問させる大悪党なのですが、ヒュー・ローリーは見事その悪党役にハマっていましたね。

最後はジョナサンが人脈と地の利のあるカイロで先回って手を打ち、ローパーを罠にはめて見事捕まえる胸のスカッとする結末!

しかし・・・・・中東の一般市民のことなんか知るかい!ってな感じで、ローパーに武器を横流していたのがイギリスとアメリカの政府機関の高官で、私腹を肥やしている上に仲間を売って命を危険にさらし、最後はかつての悪事の仲間ローパーを見殺しにして自分は放免されるという、そこの部分だけは胸糞悪かった。

ローパーは悪い奴だけど、ローパーに加担する欧米の高官の方がもっと罪は重いと思うんですよ。しかもサリンとか。まぁフィクションなんですけどw 腹立つわぁ

しかし、それくらい入り込めたということで、話のボリュームもちょうどよくトムヒが魅力的でヒロインがすごい美女で話も面白いドラマでした。おススメです!


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