サバービコン 仮面を被った街 【あらすじ・感想】
サバービコン 仮面を被った街 スタッフ・キャスト
スタッフ
登場人物/キャスト
- ガードナー・ロッジ(マット・デイモン )
- ローズ・ロッジ/マーガレット(ジュリアン・ムーア )
- バッド・クーパー(オスカー・アイザック )
- ニッキー・ロッジ(ノア・ジュープ )
- アイラ・スローン(グレン・フレシュラー )
- ルイス(アレックス・ハッセル )
- ミッチ(ゲイリー・バサラバ )
- ハイタワー(ジャック・コンレイ )
- デイジー・マイヤーズ(カイマー・ウェストブルック )
- アンディ・マイヤーズ(トニー・エスビノサ )
- ウィリアム・マイヤーズ(リース・バーグ )
あらすじ
1959年。白人だけが暮らす高級住宅街サバービコンに黒人のマイヤーズ一家が引っ越してきた。コミュニティ初の黒人の受け入れをめぐって自治会は紛糾し、反対派の住民はマイヤーズ家の周囲に高い塀を建てたり嫌がらせなどをし始めた。
ロッジ家はそんなマイヤーズの隣に住んでいた。息子のニッキーは母に言いつけられ、最初渋々マイヤーズ家の息子アンディとキャッチボールをしたがすぐに仲良くなった。
ロッジ家に異変が訪れたのはそれから間もなくだった。自宅に強盗が押し入り、家族はクロロホルムで眠らされたのだが、ローズが過剰摂取で亡くなってしまう。ローズの死後ロッジ家にはローズの妹マーガレットがニッキーの世話をするために同居し始めるが…
感想
※感想にネタバレが含まれています。
ファーゴのコーエン兄弟の脚本を、ジョージ・クルーニーが映画化したものです。全く期待せず観に行ってきましたが、意外と笑えました。
まだ黒人の地位が確立していない頃のアメリカの話で、高級住宅街に住み始めた黒人一家が理不尽な嫌がらせを受ける一方で、その隣のロッジ家では保険金殺人が起きます。
一言でいえば因果応報な物語。出てくる大人がロクデナシばかりです。唯一まともなのが攻撃の的になっているその黒人家族だけという皮肉。
そしてマット・デイモン扮するガードナー・ロッジがロクデナシ中のロクデナシで、ジュリアン・ムーア扮するマーガレットもなかなかのクズ。オスカー・アイザック扮する保険屋がこれまたクズで、クズ同士脅しあい、最後は全員死んでしまうというバカバカしい展開。
そんな殺し合いの中、隣のマイヤーズ家では反対派がついに暴動を起こします。で、何の害もない黒人一家を攻撃しておいて、すぐそばの白人一家で殺しあっていることには気が付かず…。
無害な黒人に対する暴動のすぐそばで白人が殺しあっているというのが皮肉で面白いんだと思いますが、その描写がイマイチだったかな。もう少し双方の絡みが欲しかった気がします。
そういえばwikiによると、インフィニティ・ウォーのサノス役 ジョシュ・ブローリンが出演していたそうですが、そのシーンはすべてカットされたそうです。どんな役柄だったのでしょうね~。入っていたらまた感想が変わったかもしれませんね。
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