パシフィック・リム : アップ・ライジング 【あらすじ・感想】期待外れだった
パシフィック・リム : アップ・ライジング スタッフ・キャスト
スタッフ
登場人物/キャスト
- ジェイク・ペントコスト(ジョン・ボイエガ )
- ネイサン・ランバート(スコット・イーストウッド )
- アマーラ・ナマーニ(ケイリー・スピーニー )
- ニュートン・ガイズラー(チャーリー・デイ )
- ハーマン・ゴットリーブ(バーン・ゴーマン )
- 森マコ(菊地凛子 )
- リーウェン・シャオ(ジン・ティエン )
- リョーイチ(新田真剣佑 )
あらすじ
環太平洋を襲ったカイジュウとの戦争が終結してから10年。司令官だった亡きペントコストの息子ジェイクは盗品を売って遊んで暮らす自堕落な生活を続けていた。ある時放置されていたイェーガーから部品を盗み、スクラッパーという小型イェーガーを作っていた少女と出会う。
2人はイェーガーの部品を盗んだことで逮捕され、ジェイクの義兄弟で防衛軍高官の森マコの命令で環太平洋防衛軍へと送られた。
その頃環太平洋防衛軍では再度カイジュウが現れたときのため、防衛力を高めるために中国の企業シャオ産業の無人イェーガーの導入が検討されていた。
しかしその導入を決定する評議会の日、海から突然現れた正体不明のイェーガーの襲撃を受け、責任者だった森マコが謎のデータを残し亡くなってしまう。その後無人イェーガーが導入されることになったが…
感想
公開初日に観てきました。
続編が作られないのではないか?というところから、製作の延期が続き、前作監督のギレルモ・デル・トロが監督ではなくなるというニュースが流れ、それでもやっと製作にこぎつけ公開。
ファンにとっては待ちに待った『パシフィック・リム』続編のアップ・ライジングだったわけです。
ちなみにデル・トロはアカデミー賞で作品賞・監督賞を取ったシェイプ・オブ・ウォーターに注力するためパシフィック・リムの監督はやらなかったとインタビューで言っていました。
デル・トロが監督じゃないとはいえ、『デアデビル』のスティーヴン・S・デナイトが監督だし、今やすっかり売れっ子になったジョン・ボイエガが主役だし、前作は分かりやすい勧善懲悪で楽しめてその続編なわけで、結構ワクワクで見に行ってきましたよ。
ですがですがですが…う~~~~~ん、期待外れだった。
デナイトは長編映画の監督は今回が初めてだったらしいです。長編映画の経験が少なくいきなり大作の監督をやった人物というとスター・ウォーズ EP8のライアン・ジョンソンを思い出します。
だからという訳ではないでしょうが、ちょっとEP8を観た後と感想が似ています。まず緩急が少ない。見どころを盛り込みすぎて緩いところがあまりなく展開が急すぎる。そのせいで説明セリフが多めなんですよ。その説明も行き届いてなくて「あれ?」と思うところが多かった。
前作登場人物が死んで世代交代というところもEP8と似ていますかね。ただ訓練生の若者たちが活躍するのもよいのですが、パーソナリティみたいなのが分かりにくかった。パーソナリティを描いていないわけじゃないですが、全員がずっと同じ画面にいてセリフもちょっとずつで印象に残らない。
だからヒロインのアマーラと組んで戦う仲間が画面に映っている時間は長かったのに印象に残っていないんですよね(´・ω・`)
他にもう~んなところは多かった。続編がありそうな終わり方でしたが、今回色々スッキリしなかったところが次でスッキリするのかな。しかしなんとなく次もデル・トロが監督をやることはなさそうな気がします。
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