ジョン・ウィック (John Wick) 【ネタバレ・感想】Netflixで見放題
ジョン・ウィック スタッフ・キャスト
スタッフ
登場人物/キャスト
- ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス / 製作総指揮を兼任 ):元殺し屋だったが結婚を機に足を洗っていた
- ヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト ):以前ジョン・ウィックに実現不可能と言われた殺しを依頼し成功。そのおかげで強大な地位を築き上げた。
- ヨセフ・タラソフ(アルフィー・アレン ):ジョンの家に強盗に入ったヴィゴの息子
- ミズ・パーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ ):ジョンの顔見知りの殺し屋
- ウィンストン(イアン・マクシェーン ):コンチネンタル・ホテルの支配人
- シャロン(ランス・レディック ):コンチネンタル・ホテルのマネージャー
- マーカス(ウィレム・デフォー ):ジョンの親友のスナイパー
ネタバレ
ジョン・ウィックは元殺し屋だったが、結婚を機に足を洗っていた。最愛の妻が病死し、失意の中妻が生前彼に贈ったデイジーという子犬が自宅に届く。ジョンの悲しみは少し子犬に癒されているようだった。
ある時ガソリンスタンドで給油していると、ジョンの乗っているマスタングを売ってくれという若い男が現れた。ジョンは断ったが、その夜その男たちがジョンの家に押し入り、犬を殺しジョンを痛めつけて車を奪っていった。
その若い男は以前ジョンに殺しを依頼し、強大な権力を得ていたロシアン・マフィア ヴィゴ・タラソフの息子ヨセフだった。ヨセフがジョンの子犬を殺し車を盗んだことを知ると、ヴィゴは息子を殴りつけジョンと手打ちをしようと電話したが無視されてしまう。ヴィゴはジョンの家に刺客を送り込んだが失敗し、200万ドルで殺し屋たちに暗殺を依頼した。その中にはジョンの親友マーカスも含まれていた。
ジョンは殺し屋ご用達のコンチネンタル・ホテルへ出向き、旧知の仲の支配人ウィンストンからヨセフがレッド・サークルというクラブにいるという情報を得た。レッド・サークルに向かったジョンはヨセフの護衛を次々と殺したが、ヨセフを取り逃がした上脇腹を刺され重傷を負う。ホテルに戻ったジョンはマネージャーに医者を手配してもらい手当てを受けた。
部屋で休んでいたジョンはホテルの中で仕事をしてはならないというコンチネンタルの掟を破ったバーキンズに殺されそうになった。しかし忍び込んだ彼女をライフルの狙撃で知らせた親友のマーカスのおかげで何とか取り押さえ、ヴィゴが財産を隠しているロシア教会を聞きだして襲撃した。
ジョンは教会で待ち伏せ、やってきたヴィゴの一味を襲撃したが逆にとらえられてしまう。ヴィゴはジョンの説得に失敗し部下に殺すように命じたが、再度マーカスの狙撃によって助けられた。ジョンは再度ヴィゴを追い詰め、ヨセフの隠れ家を聞き出し、護衛を皆殺しにした後ヨセフを殺した。
ヴィゴはバーキンズの密告によってマーカスがジョンに手を貸していたことを知り、マーカスを苦しめて殺害した。バーキンズはその後コンチネンタルの掟を破ったとして暗殺され、マーカスを殺され怒ったジョンは再びウィンストンから情報を得てヘリで逃げようとしていたヴィゴを追い詰めた。
ジョンはヴィゴの護衛を壊滅させた後、ヴィゴと一騎打ちになったが、ナイフを隠し持っていたヴィゴに刺されてしまう。そのナイフを奪い取ったジョンはヴィゴに突き刺し、「また会おう」と言ってその場から立ち去った。
ジョンは瀕死の状態だったが、保健所に入り込んでそこにあった動物用に医療器具で応急処置をして、殺処分を待つ犬を連れて街へ戻っていった。
感想
ジョン・ウィック チャプター2をレンタルで見たので、ついでに前作も見直してネタバレを書きました。
最近のアクションはワイヤーを使ったり、CGを使ったり、とにかく常人に出来ないような動きをするものが多いのですが、これは壁を這ったり空中を飛んだりするようなアクションはありません。凝った特殊効果がない分骨太なアクションが光ります。きっと低予算なんだろうな~と思ったら、やっぱりキアヌやウィレム・デフォーのような俳優が出ている割に2000万ドル程度でした。
スタッフも著名な映画監督などを使っているわけではなく、元スタントマンなど制作畑の人じゃみたいですね。キアヌとデフォー以外の俳優も、テレビドラマをよく観る私にとってはアッと思うような人が出ていますが、いわゆる映画スターじゃないのでやっぱり安上がりなのかな?この辺はよく分かりませんが。
しかし低予算ながら大ヒットし、続編のチャプター2が去年公開され、さらに来年チャプター3が公開されるようです。この作品の以前ホームレスのような落ちぶれた姿をパパラッチされていたキアヌの完全復活とも言われているようです。
内容はとにかく死んだ妻に対する愛情が深くて、それを汚されてブチ切れ、とことん追い詰めて殺すというあまりひねりのない単純なストーリーです。まぁ殺す殺す殺しまくる。宗教観とかまるでなし。しかしザコは的確に急所を狙って殺すものの、顔なじみは見逃すような情もあります。
ストーリーが単純だからこそアクションの良さが引き立つのでしょうね。飛んだり跳ねたりせず銃撃か肉弾戦の骨太のアクションが秀逸でした。
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!