ルーク・ケイジ シーズン1 全話 ネタバレ 感想 Marvel-Netflixの第3弾
MARVEL – Netflix の第3弾、ルーク・ケイジが9月30日に配信開始になりました。吹替えも同時配信!一気に視聴して、あらすじと感想を書いてみました。
目次
- 1 ルーク・ケイジ – Netflix公式サイトより
- 2 登場人物
- 3 音楽について
- 4 ネタバレ 第1~13話
- 4.1 第1話 決意の時 (Moment of Truth)
- 4.2 第2話 街の掟 (Code of the Streets)
- 4.3 第3話 責任の所在 (Who’s Gonna Take the Weight?)
- 4.4 第4話 試合開始 (Step in the Arena)
- 4.5 第5話 名声のために (Just to Get a Rep)
- 4.6 第6話 無力な腰抜けども (Suckas Need Bodyguards)
- 4.7 第7話 本当の自分 (Manifest)
- 4.8 第8話 急所を狙え (Blowin’ Up the Spot)
- 4.9 第9話 果たすべき本分 (DWYCK)
- 4.10 第10話 傷心の真実 (Take it Personal)
- 4.11 第11話 袋小路 (Now You’re Mine)
- 4.12 第12話 混沌に謳う詩 (Soliloquy of Chaos)
- 4.13 第13話 俺のやり方 (You Know My Steez)
- 5 感想
ルーク・ケイジ – Netflix公式サイトより
夢と希望の象徴であるはずのハーレムから正義や平和が消えつつある中、ルークは覚悟を決め、住民が見守る中、命を懸けた決闘に臨む。(Netflix オンラインサイト 概要より引用)
登場人物
特に注釈がない限り、この項目の画像引用はLuke Cage 公式Instagram
- ルーク・ケイジ / カール・ルーカス (マイク・コルター IMDb )
無実の罪で服役し、脱獄後目立たないように暮らしていた。ポップの理髪店とハーレム・パラダイスの皿洗いと掛け持ちで仕事をして生計を立てているが暮らし向きは楽ではない。(写真はNetflix公式Facebookより引用)
- ミスティ・ナイト刑事 (シモン・クック IMDb )
犯罪の現場で撮られた写真から、事件当時のことを映像として思い浮かべる能力がある。同僚からはシャーマンと呼ばれているらしい。
- コーネル・ストークス / コットンマウス (マハーシャラ・アリ IMDb )
ハーレムのマフィアのボスで、ハーレム・パラダイスのオーナー。歯が3本なくてコットンマウスというあだ名がついたが、本人はそのあだ名で呼ばれるのを嫌っている。
- マライア・ディラード (アルフレ・ウッダード IMDb )
コットンマウスのいとこで政治家。コットンマウスの犯罪に巻き込まれるのを嫌がっているが、野心家で汚いことにも手を染めている。
- ハーナン・アルバレス / シェイズ (テオ・ロッシ IMDb )
武器商人ダイアモンドバックのところからコットンマウスの元へ送られてきたマフィア。刑務所に入っていた頃のルークと因縁がある。
- クレア・テンプル (ロザリオ・ドーソン IMDb )
ヘルズキッチンで看護師として働いていたが、やめて実家のあるハーレムに戻ってきた。ヘルズキッチンでルークに会っている。
- ウィリス・ストライカー / ダイアモンドバック (エリック・ラレー・ハーベイ IMDb )
- コットンマウスに武器を卸している武器商人。主にハマー社の武器を取り扱っているようだ。ルークとは長年の深い因縁がある。
- ヘンリー・ハンター / ポップ (フランキー・フェイソン IMDb )
- ハーレムの中立地帯と呼ばれている理髪店の店主。ハーレムの若者を大切に思っていて気にかけている。ルークの能力を以前から知っている。
- ボビー・フィッシュ (ロン・ケパ・ジョーン IMDb )
- ポップの理髪店でいつもチェスをやっている男。ポップの理髪店の財務処理もやっている。
音楽について
ドラマの中で、ハーレムのマフィア、コットンマウスが経営しているナイトクラブ ハーレム・パラダイスが度々出てきますが、その舞台でラップやソウルなど様々なジャンルのブラック・ミュージックが演奏されています。このハーレム・パラダイスに出演しているのは全て本物のミュージシャンです。ハーレム・パラダイスの応接室には1997年に暗殺されたカリスマ・ラッパー「ノートリアスB.I.G」の写真が大きく飾られていて、コットンマウスという悪役を通して制作陣の音楽へのこだわりが出ているのを感じますね。
ちなみに各話のタイトルにもこだわっていて、すべてギャングスターの曲名になっています。
オープニングに使われているのは、エイドリアン・ヤング&アリ・シャヒード・ムハンマド feat. メソッド・マン(噛みそうw) の「Bulletproof Love」ですが、この曲もカッコいい!
ちなみに第12話でメソッド・マンが本人役が出演していて、ラジオのスタジオで「Bulletproof Love」に乗せてラップを披露しています。
#ネトフリ オリジナルドラマ『Marvel ルーク・ケイジ』きょう16時より配信スタート!期待高まるオープニングテーマを一足早くどうぞ。 #マーベル pic.twitter.com/jQ9YeTcUah
— Netflix Japan (@NetflixJP) September 30, 2016
各話の音楽ゲスト
ミュージシャン名はWikipedia、曲名はYoutubeかAmazon(試聴あり)にリンクしています。
第1話
ラファエル・サディーク – Good Man
D-Nice
第2話
フェイス・エヴァンス – Mesmerized
第3話
チャールズ・ブラッドレイ – Ain’t It a Sin
第5話
Jidenna – Long Live the Chief
第7話
D-Nice(第1話参照)
第9話
デルフォニックス – Stop and Look (And You Have Found Love)
第12話
メソッド・マン – Bulletproof Love
第13話
シャロン・ジョーンズ & ダップ・キングス – 100 Days, 100 Nights
ネタバレ 第1~13話
この項目の画像引用はLuke Cage 公式Instagram
第1話 決意の時 (Moment of Truth)
Luke Cage 公式Instagramより
- ルーク・ケイジは刑務所帰りの男で、ポップの理髪店の雑用とハーレム・パラダイスの皿洗いを掛け持ちで仕事して生計を立てていた。ルークはある日ハーレム・パラダイスでバーテンダーのダンテが休んだために、バーテンとして店に出ることになった。
- バーテンの仕事をしているとオーナーのコットンマウスことコーネル・ストークスをずっと見ている女がいた。ルークは女と意気投合し、店が終わってから彼のアパートで関係を持った。女は朝になる前に電話で呼び出され、黒塗りの車で出て行った。
- 店を休んだダンテは仲間とコットンマウスの武器取引を襲撃して金を盗っていた。しかし、コットンマウスの店で働いているダンテはバレるとびびっているところを、シャミークという仲間に撃ち殺されてしまう。
- ルークと関係を持った女はミスティ・ナイトという刑事だった。ミスティはルークと別れた後、ダンテが殺された現場で捜査していた。
- ダンテは撃たれた後仲間の名前をコットンマウスの手下に電話で伝えていた。コットンマウスの前に連れて行かれたシャミークは、もう一人の仲間チックの居場所を聞かれてコットンマウスに唾を吐き、殴り殺された。
- ルークは一連の事件が起こった後、逃げない決意をして亡くなった妻の写真を見ていた。アパートの1階にある中華料理店に押し入った男たちを止めようとし、ルークを殴った男は腕が折れ、一人は窓の外に投げ飛ばされ、もう一人は銃で撃ったがルークは銃弾を手でつかんだ。銃を撃った男はすごすごと出て行った。
第2話 街の掟 (Code of the Streets)
- ポップの理髪店にコットンマウスがやってきて髭を剃りを頼み、チコが現れたら教えてくれと言って帰っていった。ポップはチコを心配して、ルークに彼を探すよう懇願した。ルークは街中を探し、4時間かけてチコを見つけた。チコは最初帰ることを拒んでいたが、結局は店に戻った。
- コットンマウスのいとこマライアは政治家で、彼のために不正に寄付金に手を付けていた。不正がバレないようにするためには、チコから金を取り返す必要があった。
- コットンマウスとポップは旧知の中だった。ポップは昔コットンマウスとチコの父親ウィルフレドを従えて悪さをしていた。しかし妊娠中の恋人がいたのに逮捕され、息子には13歳の時から会っていなかった。ポップは息子のような若者の逃げ場を作ろうと理髪店を開いたのだった。
- チコを探しにミスティがやってくる。ポップがチコをトイレに隠し、ミスティと話しているときに、気が付いたルークが出て行って関係を持ったのに素性を明かさなかったミスティに嫌味を言った。
- ルークはポップに頼まれて、コットンマウスにチコについて話がしたいと伝言を届けた。コットンマウスは明日の朝行くと了承したが、ヘルズキッチンのならず者タークからチコが店にいると聞いた手下のトーンが暴走して、ポップの店にいたチコを見て乱射してしまう。ルークはとっさに客の少年をかばったが、ポップは撃たれて死んでしまいチコは重傷を負って病院に運ばれた。
- トーンは取り返した金をコットンマウスに渡したが、ポップが死んでしまったことを知ったコットンマウスは逆上して彼を屋上から投げ落とした。
第3話 責任の所在 (Who’s Gonna Take the Weight?)
Luke Cage 公式Instagramより
- ルークはポップの店でチェスをやっていた客ボビー・フィッシュに会う。ボビーは店の財務処理もやっていて、8万ドル用意できなければこの土地は銀行のものになると話した。
- ルークは入院中のチコを見舞い、コットンマウスの金の流れや隠し場所を聞き出した。金は最終的にアタックス・ビルのマライアの所に集積された。マライアはコットンマウスに危険だと忠告していたが、聞き入れられなかった。
- ルークはコットンマウスの金を一時的に集める場所を襲って一か所に金を集めるのを待った。ルークの思惑通りコットンマウスは一番安全だと思っているアタックス・ビルに金を集約させた。
- ルークはアタックス・ビルに金が集まったのを見計らい、マライアが出て行ったところで襲撃し、金の入ったバックを一つだけ持って逃走した。
- 襲撃されたコットンマウスの金庫は警察が入り全額押収していった。マライアはコットンマウスに、金はまた稼げばいいが自分が失った信用は取り戻せないと責めていた。
- 襲撃されたアタックス・ビルからは1つの遺体も出ず、金はほとんど置いたままだった。警察ではミスティが防犯カメラの画像を見て、襲撃犯がルークだと気が付いていた。
- チコは警察に電話をかけ、スカーフ刑事と会った。チコはスカーフに自白を始めたが、スカーフはルークの名前が出たところでチコをネクタイで絞殺してしまう。
- その後スカーフはコットンマウスを訪ね、チコの遺体の処理と金庫を襲ったのはケイジだと伝えていた。スカーフはコットンマウスから賄賂を受け取っていた。
- ルークは奪った金のほとんどをポップの店の再建のためにボビーに渡し、残りの少しを中華店を営んでいるアパートのオーナーに渡した。しかし、その向かいのビルからコットンマウスにロケットランチャーで撃たれ、ビルは崩壊してしまう。
第4話 試合開始 (Step in the Arena)
- ルーク・ケイジは偽名で、本当はカール・ルーカスという名だった。嵌められて無実の罪でシーゲイト刑務所に服役していたカールは心を閉ざしていたが、刑務所で過ごすうちにスクワブルズという囚人の暖かい人柄に触れ彼を大切に思うようになった。
- カールは刑務所内で囚人を使って賭けボクシングをやっていた刑務官のラッカムに、賭けボクシングに加われと誘われる。最初断っていたカールだったが、自分の代わりにスクワブルズを襲われラッカムの言いなりになることを決めた。
- ラッカムは強靭なカールで稼いだ。カールは急速に荒れていき、心配するスクワブルズにそのうちラッカムと手を切ると話した。しかし刑務官にその話を聞かれてしまう。
- カールはグループセラピーに訪れる医師のレヴァにも心を開いていた。ラッカムはそのことを知って、今度はレヴァを使ってカールを脅した。
- カールは賭けボクシングのことを告発しようとして、レヴァにもうここに来るなと警告した。しかしそのことがバレてシェイズたちに痛めつけられて瀕死の状態で医務室に運ばれ、告発のことで拷問されたスクワブルズは死んでしまっていた。
- レヴァは瀕死のカールを助けるために、バースタイン医師に彼を助けてと懇願した。バースタイン医師はカールを人体実験用の装置に入れたが、嗅ぎつけたラッカムがカールを殺そうと装置を弄り爆発してしまった。ケイジは起き上がると超人的なパワーを身に着けていた。
- 爆発でバースタイン医師は倒れ、ラッカムは死んでいた。カールは壁を打ち破り、海を泳いで逃げレヴァの元へ行った。カールは頭を剃って髭を整え、牧師だった父親の口癖の「ルカの福音書」と檻(ケージ)から、自分の偽名をルーク・ケイジと名付けた。
- 中華店でがれきの下に埋まっていたルークは、怪力で瓦礫を取り除いて中華店店主と共に助け出され、その姿をテレビで放送されていた。
第5話 名声のために (Just to Get a Rep)
Luke Cage 公式Instagramより
- コットンマウスはジップに命じて街中から金目のものを巻き上げ、それをケイジのせいにした。
- 被害に遭った人々は理髪店にいたルークに、あんたのせいだと文句を言いに来た。ルークはギャングたちに反撃し、巻き上げたものを取り返して元の持ち主に返した。
- ルークはコットンマウスの元へ行き、向かってきた手下たちを次々倒した。シェイズは暴れているルークを見てカール・ルーカスだと気が付いた。ルークはコットンマウスに俺の名を使うなと言って去っていった。
- シェイズはコットンマウスにニューヨークの戦い(アベンジャーズ)で手に入れた宇宙からの物質で作ったユダという弾丸の映像を見せた。コットンマウスはこれならルークを殺せると思ったが、とても買える額ではなかった。コットンマウスは武器を取り返してドミンゴに渡し、ダイアモンドバックと取引すると言った。
- コットンマウスから賄賂を受け取っている警官はスカーフだけではなかった。コットンマウスは彼らに武器を取り返すよう命令したが、持っていったスカーフは直前で渡すのをやめた。
- ポップの葬儀はコットンマウスが費用を出して盛大に行われた。コットンマウスは弔辞で多くの賛同を得て称賛を浴びた。しかし、その後ルークが弔辞をするとスタンディングオベーションだった。ルークは帰り際コットンマウスに、直接恥をかかせられたから来てもらってよかったと皮肉を言って去った。
- ヘルズキッチンで仕事をなくした看護師クレア・テンプルがハーレムに戻って来た。彼女は母親に頭を撃たれても平気な男がいた話をした。そして瓦礫の中から助かったルークの映像を見て「彼よ!」と言った。
第6話 無力な腰抜けども (Suckas Need Bodyguards)
- スカーフ刑事はコットンマウスを倉庫の前に呼び出し、武器を渡す代わりに10万ドルを払えと要求した。コットンマウスは怒ってスカーフを撃って去っていった。
- クレア・テンプルはレストランに勤めている母親から、店にルークがいると連絡を受けて彼に接触した。クレアは理髪店までルークについて行ったが、そこにはスカーフがいた。
- クレアはスカーフの足からコットンマウスに撃たれた弾丸を取り出したが、肝臓付近も撃たれていて病院に行かなければ危ない状況だった。しかし、スカーフは警察も病院も殺されるからダメだと断った。
- ルークはスカーフがチコを殺したと知って彼を殺しそうになるがクレアに止められ、殺さない代わりに彼を置いて出て行こうとした。しかしスカーフにコットンマウスを一生刑務所に入れておけるだけの証拠があると言われ戻った。
- ルークはスカーフのアパートに行き証拠のメモを手に入れた。しかしスカーフのアパートを張っていたミスティと汚職警官のペレスに見つかり、理髪店に戻ってクレアの母親のバンで逃げた。
- ルークたちはペレスから密告を受けたコットンマウスの手下に追われた。ルークはバンをビルのわきに止めて車体ごと壁に穴を開けて建物の地下に逃げ、ルークが敵を止めている間にスカーフとクレアは地上まで逃げた。
- そこへ2人を引き殺そうと車がやってきたが、直前でルークがやってきて体当たりで止めた。しかしスカーフは駆けつけたミスティにごめんと言って死んでしまった。
- コットンマウスはスカーフ殺害容疑で逮捕された。しかし警察の上層部はコットンマウスのいとこが議員であること、警官の汚職が公になることを恐れて釈放しようとしていた。
第7話 本当の自分 (Manifest)
Luke Cage 公式Instagramより
- ルークはコットンマウスに呼び出され、カール・ルーカスという本名と服役していたことを知っていると言われる。ルークは町から逃げようとしたが、クレアに止められた。
- ルークは再びコットンマウスに立ち向かう決意をし、ドミンゴを襲撃して武器を取り上げた。
- コットンマウスは両親に捨てられマライアと一緒にママ・メイベルの元で育てられた。勉強のできるマライアは寄宿舎へ行かせてもらえたが、コットンマウスは家業を継げと14の頃から殺人をさせられていた。
- コットンマウスは音楽の才能があってアンクル・ピートはそれを認めていた。しかし、アンクル・ピートはママ・メイベルを裏切ったため、ママ・メイベルがコットンマウスに銃を持たせて殺させていた。
- マライアはコットンマウスのせいで議員を解任されることになる。コットンマウスの所へ行き文句を言ったが、彼はママ・メイベルの自分とマライアとの扱いが違ったことを根に持っていた。マライアはアンクル・ピートを殺させられたといったコットンマウスに、自分は彼に性的虐待をされていたと言ったが、コットンマウスは望んでそうしたとマライアを侮辱した。
- マライアはトラウマを侮辱されカッとなってコットンマウスを窓から階下へ突き落とし、その上マイクスタンドでめった打ちして殺してしまった。
- その場面をシェイドが全て見ていて、動揺しているマライアにケイジの仕業に見せかけようと提案した。
- その頃ルークはミスティを呼び出して奪った銃を引き渡していた。ミスティはルークが何をしているか証言しろと迫ったがルークは応じなかった。
第8話 急所を狙え (Blowin’ Up the Spot)
- ルークはクレアと話しながら歩いているところを、ダイアモンドバックにユダで射撃される。ユダは防弾のはずのルークの腹を突き破り、彼は倒れた。
- クレアはつてを使って救急車でルークを運んだ。しかしダイアモンドバックにまた攻撃されて救急車は横転した。クレアとルークは歩いて婦人科の病院に逃げ込んだ。
- ルークの体は固くメスを通さなかった。クレアはルークの組織をルーペに取り顕微鏡で調べたが、治療法は見つからなかった。
- ルークの携帯にミスティから電話がかかってくる。探知されるからと途中で切ったが、ミスティは場所を特定してやってきた。シェイドとマライアは証拠をねつ造してコットンマウス殺害をルークの仕業に見せかけていて、ミスティはルークを逮捕しようとしたが、その時またダイアモンドバックが襲ってきた。
- ダイアモンドバックの正体はルークの親友ウィリス・ストライカーだった。弾切れで不利になった彼は外に逃げるまでの間ミスティを人質に取った。
- ルークは血の跡を辿ってユナイテッド・ステイト・シアターまでダイアモンドバックを追った。ダイアモンドバックは再びルークを殺そうとして争いになった。2人は昔からの因縁があり、ルークが刑務所に入れられたのはダイアモンドバックの陰謀だった。
- 外へ出たルークをダイアモンドバックは執拗に追った。ルークはあんたは兄貴みたいなものだこんなことはやめろと言ったが、ダイアモンドバックは実際お前の兄貴なんだよと言いながら再びルークをユダで撃った。ルークは倒れたはずみにごみ収集車の中に入ってしまい、そのままどこかへ運ばれてしまった。
- ミスティは警察でクレアの聴取をしたが、彼女を侮辱したクレアの首を絞めてしまい、プリシラ・リドリー警視正に見つかってしまう。
第9話 果たすべき本分 (DWYCK)
Luke Cage 公式Instagramより
- ルークはごみ収集車の中で意識を取り戻し、自力で這い出した。しかしふらついて歩いているところを警官に見つかり銃撃されてしまう。ルークは警官を投げ飛ばして逃げた。
- ミスティはクレアの首を絞めたことで聴取を受ける。そしてダイアモンドバックに殺されそうになったことで平常心を失っていた自分に気が付き、クレアに暴力を振るったことを後悔した。彼女はリドリー警視正にケイジを捕まえるには彼に信用されている自分が必要だと言って現場に復帰した。
- マライアはドミンゴにコットンマウスが取引していたマフィアのボスたちを集めさせ、自分は手を引くと宣言した。しかしそこへダイアモンドバックが現れ、陰で裏切っていたドミンゴ以外を殺してしまう。マライアはダイアモンドバックに、ケイジを撃った銃を警察に売ればヒーローに対抗できる武器があると知れ渡り、皆が銃を買いに集まるだろうと提案した。ダイアモンドバックはその話に乗り、強引にマライアに手引きをさせることにしてしまう。
- ルークはレストランにいたクレアの所へ行く。クレアはレヴァの残したデータを調べて、ルークの体を変化させたバースタイン医師の居場所を突き止めていた。クレアはルークを車に乗せ、バースタインの所へ行った。
- ラボは閉鎖していてバースタインは全てのデータを失っていた。しかしクレアが持ってきたレヴァのメモリにはそのデータが全て入っていた。バースタインはルークをラボから盗んだ機器のある納屋へ運んだ。
- バースタインはルークが刑務所で受けた実験を再現できれば、彼の皮膚を剥がすことができると言った。レヴァのデータからラッカムが上げた温度以外の成分は判明していた。
- ルークの皮膚を柔らかくするため、バースタインは沸騰した酸の中にルークを入れた。しかし、うまくいかずルークの心臓は止まってしまう。
第10話 傷心の真実 (Take it Personal)
- 心臓が止まったルークに刺激を与えるため、クレアは通電した電気コンロを酸の風呂に投げ入れた。そして最初の状態を再現するため、ナトリウムを酸の風呂に投げ入れて再び沸騰させた。乱暴な方法だったがルークの皮膚は柔らかくなり、体内の弾丸を取り出せた。
- ルークとクレアはバースタインが信用できず逃げようとしていた。その前にルークは見たいものがあるとクレアにファイルを開かせた。そこにはレヴァがルークのことを被験者として語っている映像が残されていた。その事実を知ったルークはショックを受け、パソコンや小屋の一部を壊してクレアと出て行った。
- バースタインは2人が去った後、ルークが壊したパソコンからハードディスクを取り出しラップトップにつないだ。彼はレヴァのデータをハードディスクにコピーしていた。
- 2人はルークが少年時代を過ごした今は無人になっている実家の教会へ行った。そこでルークは母エスターとウィリスの母デイナとのやり取りを思い出していた。ルークはウィルス(ダイアモンドバック)が腹違いの兄弟であることを確信した。
- その頃ダイアモンドバックは怪力の出る手袋をつけ、ケイジを名乗って警官を殺していた。警察はルークを捕まえるのに躍起になり、焦った警官がポップの店が襲撃された時にルークに助けられた少年から彼のことを聞き出そうと暴力を振るった。
- マライアはこの事件を利用しハーレム・パラダイスで集会を行った。彼女は警察は少年たちではなくケイジを捕まえるべきだ。そのために武器がいると演説し住民の賛同を得ていた。
- ルークはクレアとハーレム・パラダイスに入り込んでいた。そこへミスティがダイアモンドバックを追ってやってくる。ミスティはダイアモンドバックに撃たれたが、ルークが彼女を助けた。ルークがハーレム・パラダイスに姿を現したことで、彼を銃撃するマフィアたちで戦場のようになり、人々は逃げ惑った。
第11話 袋小路 (Now You’re Mine)
Luke Cage 公式Instagramより
- ルークは撃たれてケガをしたミスティを抱えて、秘密の地下室へ逃げ込んだ。
- ルークが見えなくなった後、ダイアモンドバックは残った客を一つに集めた。その中にはクレアとウェイトレスのキャンディスもいた。
- キャンディスは足をケガしていてクレアが手当てした。キャンディスはクレアに、マライアの依頼でルークをコットンマウス殺害の犯人に仕立て上げたことを告白した。
- ダイアモンドバックはルークが出て来なければ人質を一人ずつ殺すと言い、一人だけ応接室に入れたブーン議員にルークと自分の因縁を話し始めた。ダイアモンドバックことウィリス・ストライカーは母デイナがルーカス牧師と不倫してできた子供だった。その2年後にルーカス牧師と妻の間にカールが生まれた。ウィリスとカールは親友になり一緒に悪いこともした。しかし窃盗で捕まると、父のルーカス牧師が嘆願したカールは海兵隊に入りウィリスは少年院に入れられた。ウィリスはその少年院で襲われて殺人を犯してしまい、今度は刑務所に入れられた。その間にデイナはガンになり、ルーカスからの仕送りも打ち切られ孤独に死んでいった。デイナはそれでもルーカスを愛していて、ウィリスに彼から送られた聖書を残した。カインを殺したアベルは神にカインの居場所を聞かれ「私は弟の番人か?」と答えたが、自分はケイジを殺したら奴を見下ろし「そうだ番人だ」と答えると言い、怪力の出る手袋をはめて議員を殴り殺した。
- ルークはブレイカーを壊して停電させ人質を逃がした。ダイアモンドバックはルークの目の前でキャンディスを2階から落とし、ルークがキャンディスを助けた瞬間を狙いユダで撃ったが外した。
- その時マライアを通してダイアモンドバックからユダを手に入れた警官隊が、銃を構えて突入してきてルークは捕まった。シェイドを含むダイアモンドバックの手下も逮捕されたが、ダイアモンドバックはジップの手引きで逃亡した。
第12話 混沌に謳う詩 (Soliloquy of Chaos)
- ルークは移送中の警察車両から逃げた。そして逃げながらも強盗を見ると被害に遭っているものを助けずにはいられなかった。ラッパーのメソッド・マンはルークに助けられ、そのことをラジオで話した。
- ルークは警察には追われていたが、市民の中にはルークの無実を信じているものが大勢いて、穴の開いたパーカーを着るものが街にあふれてルークの逃亡を助けた。
- ダイアモンドバックはルークを殺そうと、ハーレム・パラダイスで騒ぎを起こした時にやめるべきだと意見したシェイドを許さなかった。ダイアモンドバックはシェイドを保釈させたが、ジップに殺させようとした。
- ジップはダイアモンドバックの所へ連れて行くふりをして、シェイドの首を絞め殺そうとした。しかしシェイドは銃を奪って手下2人を射殺し、最後にジップも射殺した。
- ミスティはキャンディスに呼び出され、マライアがコットンマウスを殺したという証言を得て録音した。キャンディスは怯えていて、ミスティはクレアに頼んで彼女を匿った。
- ダイアモンドバックはマライアに大金を渡し、引き続き協力するように促した。しかしマライアは足を洗いたがっていてシェイドと手を組み、カール・ルーカスの無実の証拠と引き換えにルークと取引して、ダイアモンドバックに対抗しようとしていた。
- ルークはタークからダイアモンドバックの居場所を聞き出そうと、ボビーにおびき出してもらう。しかし、答えなかったのでごみ箱に閉じ込めミスティを呼び出してタークの居場所を教えた。
- シェイドとマライアはポップの店にいたルークを訪ね、無実の証明をする代わりに手を組もうと提案する。そこへルークを付けてきたミスティが現れる。ミスティとシェイドはたがいに銃を向け合ったが、その時店の前に手りゅう弾が投げられる。それはハマー社の特製スーツを着たダイアモンドバックが投げたものだった。
第13話 俺のやり方 (You Know My Steez)
Luke Cage 公式Instagramより
- ルークと特製スーツを着たダイアモンドバックの力は互角で、壮絶な打ち合いになった。ルーク(カール)は10代の頃、ウィリスにボクシングの練習を付けてもらっていた時のことを思い出していた。
- ルークはダイアモンドバックに店の2階から外に落とされ、今度は外で打ち合いになった。周りはルークを応援する市民に取り囲まれた。
- ルークはダイアモンドバックに好きなだけ打たせた。ニュースを見てその場に駆けつけたクレアは、ルークを見てあなたはヒーローでしょうと声をかけた。
- ダイアモンドバックは攻撃を続け疲れていた。ルークは反撃に出てダイアモンドバックはその場に倒れてしまう。皮肉なことにそれは10代のカールにウィリスが教えた作戦だった。倒れた後は立ち上がれず彼は病院に搬送された。
- ミスティはその場にいたマライアをコットンマウス殺害容疑で逮捕した。ルークも聴取のために警察署へ行った。
- マライアは取り調べたプリシラ警視正に嘘ばかりを言った。しかしミスティがキャンディスから取った証言をきかせると顔色が変わった。
- しかしキャンディスはミスティの携帯を手に入れて呼び出したシェイドに殺されてしまう。そのために証言の信頼性がなくなり、マライアは釈放された。
- ルークはカール・ルーカスとして脱獄したと捕まえられる。ルークはもう逃げる気はなかった。刑事たちは意外にのんびりしていたが、ルークの乗った車は「アメリカ合衆国政府公用車」と書かれていた。
- 重傷を負ったダイアモンドバックは病院で治療を受けていた。しかし、その病室にいたのはルークを防弾の体にしたバースタイン医師だった。
感想
デアデビル、ジェシカ・ジョーンズに続くマーベル-Netflixの第3弾です。同じマーベルのアベンジャーズ(2012年公開)のニューヨークの戦いも、度々ドラマの中にネタとして出ていましたね。ダイアモンドバックがルークに使ったユダという銃弾は、ニューヨークの戦いで宇宙人がおいて?落として?いった物質から作ったものらしいですし。私としては街で売ってたアベンジャーズのDVDが欲しい(笑)
音楽が素晴らしくて、ハーレムという舞台も新鮮で単純に面白かった。このシーズン1はまだ導入部分のようで、もっと強大な敵と戦ったりするのでしょうね。シーズン2も楽しみ!
そういえば、最後の最後にバースタインがダイアモンドバックの病室に現れるんですよね~。ダイアモンドバックは半分はルークと同じDNAを持っているわけで、もうシーズン2の筋書きがチラッと見えたような…。ダイアモンドバックも防弾になるんでしょうか(^^;
それにルークが乗せられた車が警察車両ではなく、政府公用車だったのが気になるんですよね。刑務所じゃなく政府機関に連れて行かれてる?(追記:シールドか?とも思ったのですが、アイアン・フィストに登場したクレア・テンプルがシーゲート刑務所からの手紙を持っていたので、やはりシーゲート刑務所に収監されたようです。)
あとは変なところが気になったのですが、タークがごみ箱に入れられたままなんですよねw 誰か出したげて~www
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